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カラー現像する白黒フィルム

 フィルム写真を楽しみたくても、フィルムは高いし、現像も高い。
 白黒フィルムは、フィルムは少し易いけど、現像を受けてくれないお店があったり、白黒フィルムの現像だけ高い価格設定だったりします。
 そこで、世の中には変わったフィルムがありまして、カラー現像(C-41)で現像が出来る白黒フィルムがあります。


「Ilford XP-2 Super 400」

 その「カラー現像できる白黒フィルム」が、イルフォードというイギリスの写真用品メーカーの「XP2 Super 400」いう白黒フィルムです。

イルフォード XP2販売サイト

 いや、フィルム代は高いですねぇ
 Amazonよりヨドバシ↓の方が大分安いです。

https://www.yodobashi.com/product/000000115201002190/?gad1=&gad2=x&gad3=&gad4=&gad5=14628731577791649914&gad6=&gclid=CjwKCAjwvfmoBhAwEiwAG2tqzChEt2sPY4Zn-ORQiONSWqSIxvVgzdDB6PaN4uVSVzS9A-x0IIUuDxoCefQQAvD_BwE&xfr=pla


モノクロ「写ルンです」的なイルフォードのレンズ付きフィルム

より気軽にモノクロフィルム写真を楽しみたい方にはこんなのもありました。↓


作例写真

 OLYMPUS Pen FV で撮った作例を紹介します。
 このカメラは、ハーフサイズカメラで露光面積が通常の35mmライカ判の半分なので、画質は落ちます。それでも白黒フィルムらしい繊細な描写や豊かな階調は健在です。

TSUTAYA夕景

白黒フィルムだと、こんなありふれた景色が画になったりしますよね。

蓮と納屋

蓮田と納屋。古い土壁のディティールも良く出てます。

ひょうたん絵馬

八幡さまのイチョウの木の周りに沢山の赤いひょうたん。

盛岡八幡宮

石畳の質感がしっかり描写されてますね

羅漢公園

石仏の石の表面のザラザラした感じかしっかり出てますね

らかんさま

色に囚われない、明暗だけの表現なので、写真に大切な光と影の読み方が身につく気がします。

らかんさまと木

石と木それぞれの質感の違いがリアルに描写されてますね

お豆腐屋さん

こういう被写体には、白黒フィルムが合いますね

アーケード商店街

何気ない日常をスナップするのに白黒フィルムは合ってますねぇ

魚屋さん

「期間限定」リンゴ屋さん

「盛岡林檎」の看板に露出を合わせてますが、店内の暗部のディテールも残ってます。

わんこそば「東家」

川辺のコスモス

白黒フィルムで花を撮るのも難しいけど、楽しいです。

古民家の門

趣のある昭和(多分)の古民家

キク科の花

思っ切り寄って撮ると花びらのディテールが際立ちます。

近くに現像できるお店がない方は

ネットで簡単!フィルム現像

ネットから手続きできて郵送で現像、プリント、データ化が出来ます。わたしも利用しているお店で、価格も良心的でお勧めです。


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