競争優位性

社内向けに書いたものを引用して書きます。

"競争優位性という言葉があります。
この言葉と考えはビジネスを構築する上でとても重要です。

競争優位性とは、ある事業が、競合他社や新規参入業者の事業よりも有利な状況になる性質を意味します。

スタートアップ企業において、まず立ち上げ時において、市場やターゲットを狙い、どう成長させていくかを考える上で必要です。

そこには、資本力・人材力も競争優位性になります。すなわち、経営資源の量や質が高いということです。

企業としての競争優位性の視点です。
その一方、一定のステージにいくと、事業自体の競争優位性を構築しないと、一定の規模から成長は出来ません。

売上やKPIを分析すると、売上の公式に基づいて分解されていくので、UUやCVRの数字の変化で捉えることはできます。

ここからが大事です。これらの成長、マイナス、今の状態は、どんな競争優位性や強みを持って、成立しているかどうか、という視点です。

また、今やろうしている仕事は、どのような競争優位性を利用し、行っているのか?どのような競争優位性を構築しようとしているのか?
の視点が必要です。

競争優位性のイメージや整合性がない仕事は、他社も簡単に塗り替えられやすい仕事だったり、勝負だったりします。

以下は、私のいつも考えている事ですが

1 企業としての資産と、事業・サービスとしてのこれまでの競争優位性を利用し、更なる成長を狙い勝負する

2 そもそも、新しい競争優位性を構築していく

3 これまでの競争優位性を利用し、新しい競争優位性を構築していく

の3つの視点があると思います。

この3つの視点が、不足しています。
これを構築不足が、打ち手の減少を及ぼします。

大体の事はコモディティ化し、差別化も何もなくなるわけです。

その同じ土俵でより勝負をしても、一喜一憂の結果しか出ず、安定的な成長というのは見込めないのです。

その企業だから出来る独自のものはどこか、もうちょっと考えてみてください。

それをもとに、事業を構築していく必要があります。

ある方にお話を聞いた時に、「経営の型」とお話をお聞かせいただいた事もありました。

今やっている仕事、将来の事業はどう競争優位性を構築していくためにやっているのか?

UI/UXもこれまで構築した競争優位性を活用し研ぎ澄ませ、サービスとしての差別化を狙い、どんなことを実現し提供するかを考えて行うので
何が競争優位性かを理解していなければ、何をサービスとして実現できるかが、わからないと思うので、理論だけでは難しいという点があります。

常に変化させる、磨く、前提条件を更新してビジネスを構築、事業を作っていくことが大事なのだと思います。

朝は希望を持って目覚め
昼は懸命に働き
夜は感謝と共に眠る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?