競争優位性

競合分析フレームワーク「Points of X」で鳥貴族を復活させる仮説を考える

大阪が生んだ奇跡の居酒屋「鳥貴族」の元気が無いようです。

私も嫁も「鳥貴族」が凄く好きで、日本橋界隈に住んでいた頃は近所の店に月3で通っていました。そう言えば以前は必ず10分程度待っていましたが、最近はスムーズに入店できたので、内心「むむっ?」と思っていました。

なるほど、以下の2019年6月の月次報告を読むと、客数減、客単価減、出店速度減少による全店売上高減の大問題が起きているようです。

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グローバル競争時代を勝ち抜くには、コトに着目し、「選ばれる理由」を中心に提案を組み立てよう

大半のビジネスで、私たちはお客様に選ばれなければなりません。そのためには「選ばれる理由(なぜ自分たちが選ばれるのか)」を提案書に盛り込んでおかなければなりません。
ところが、大半の日本企業はそれを怠っています。

例えば要求仕様がお客様から提示されているような場合、ベンダーの提案内容には何のサプライズもありません。何十枚もの提案書は、要約すれば「自分たちは皆さんの要求を実現することができます」と言

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競争優位性を意識しよう

競争優位性がとにかく重要だと思う。ブランディングする上で最も重要なのは競争優位性を高めることじゃないかと思うし、実際に仕事をする際には、競争優位性がどうしたら高まるかを考えて、日々実践している。
 
競争優位性というのは、競争相手から一歩抜け出す勝ち方のようなものだ。それがあれば同じだけの時間を働いていても得られる給料が高くなったり、商品はあれやこれや広告をせずとも売れ上がったりする。瀧本哲史氏は

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提案は概念化の度合いが結果を左右する

近頃は新事業立ち上げをお手伝いすることが多いわけですが、その一環で、お客様といっしょに提案書を作成する機会も増えてきました。そんな中、私は「提案書が、提案ではなく説明になっていることが多い」ということに気付きました。

提案書の冒頭から商品や技術を説明したとしても、それは「私たちは皆さんの要求にこんな機能や性能でお応えできますよ」と言っているだけで、自分たちが選ばれる理由にはつながりません。要求に

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第2回夜学・永井塾を行いました

昨晩は月イチの「夜学・永井塾」。
テーマは「戦略を考える(2) 自社の強み」でした。
 
世界時価総額ランキング・トップ50社中、日本企業は平成元年(1989年)は32社。しかし平成28年(2018年)はトヨタ1社のみ。
 
時価総額が全てではありません。
しかし市場が企業の将来性を評価する一つの指標です。
世界的に抜群に強かった日本企業は、平成30年で強みを失ってしまいました。
 
そこで、

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松下幸之助と『経営の技法』#103

5/28の金言
 商品に不良を出してしまった時に、悪いところが、すぐにわかるかどうか。

5/28の概要
 松下幸之助氏は、以下のように話しています。
 その仕事の重大性を常に自覚し、それに基づいて注意を怠らずやっていけば、大抵の不良は事前に発見できる。また不良を出してしまったら、なおすぐ発見できる。
 それが、商品が先方へ行ってはじめて不良がわかる、返されてきてもまだ安閑として、ああでもない、使

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【ストーリーとしての競争戦略】

概要

優れた戦略とは人に話したくなるようなものでなければならない。

社内だけでなく、社外の人までをワクワクさせ惹き込んでしまうようなストーリー。

事業活動を行う上で恵まれた環境にいることは稀であり、スタートアップもしかり。

どんなに戦略が素晴らしくても、決して成功が絶対なものとは言えない。

しかし、成功の大きな要因を含むかもしれない要素であることは確かであると感じさせてくれる一冊。

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競争優位性を考える(2) 競争優位性を構造化する

前回に引き続き、今回も競争優位性について考えましょう。

復習になりますが、ビジネスの世界において、「他社が簡単に真似できない方法や戦略を実行する能力(=差別化要因)」は成功の必要条件ですが、必要十分条件ではありません。必要十分条件となるには「その違いがお客様にとって、他には代えがたい価値(=KBF)を持っていること」が大切です。

ビジネス成功の必要条件 =「差別化要因」が存在する
ビジネス成功

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競争優位性を考える(1) 差別化要因、KBF、コア・コンピタンスの違いを理解する

他社が簡単に真似できない方法や戦略を実行する能力を指す「競争優位性」は、ビジネスの現場でよく議論になるテーマです。
競争優位性の議論では、「差別化要因」「KBF(Key Buying Factors)」「コア・コンピタンス」といったキーワードもしばしば使われますが、多くの人がその相違点を意識せずに使っているようです。
そこで今回は、それぞれのキーワードの意味を考えましょう。

差別化要因とは読んで

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競合と差をつける「真の競争優位性」に必要な2つの視点

「御社のサービスの差別化はなんですか?」

起業家や事業責任者、サービスのマーケティング担当なら、誰もが1度は言われたことがあるセリフだと思います。

差別化はサービスや商品はもちろん、SNS上でのセルフブランディングでも非常に重要になります。

そこで、本記事では差別化について掘り下げ、真の競争優位性を築くために押さえるポイントをお伝えします(3000文字)。

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