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バック・トゥ・ザ・フューチャーを2作目から見てしまった僕

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズって誰に聞いても大好きって言いますし、嫌いな人に会ったことないですよね。

そんな名作であり傑作シリーズを、事もあろうに僕は2作目(PART2)から見てしまいました。父がゴールデン洋画劇場(テレビ放送)を録画したものが最初になります。

正確に言えば、ゴールデン洋画劇場で放送されたのが1990年の4月7日ですから、僕が11歳と10ヶ月の小学6年生のときです。6年生ともなれば、それがシリーズの2作目であることに気がついてもおかしくないのですが、何を勘違いしたか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』までを含めて一つのタイトルだと思ったのです。(つまり英語わかってない)

そんなバック・トゥ・ザ・フューチャーとの出会いでしたが、不思議と物語を理解できたんですよね。横で一生懸命に解説してくれた父のおかげもあると思いますが、作中で描かれる未来に心を撃ち抜かれて何度も何度も鑑賞したことも理由のひとつかなと。

いま見ると未来なのにブラウン管だったり、ペーパーレスどころかまだまだ紙がメインだったりと、人間の想像できる未来の限界を突破できていないのですが、それはそれはワクワクが止まらない、僕にとって確かな未来がそこにあったのです。

ドラえもんが大好きだったこともあり、タイムパラドックスについても完全に理解できましたし、当時は言葉こそ知りませんでしたけどバタフライエフェクトについても理解できたわけですから、おそらく母よりは完璧に内容を理解していたのではないかと…。

そんな未来少年の僕ですが、当然ながらPART2のラストで過去に飛ばされるドクに衝撃を受けて、「おとうさん、これつづきものやんか!スターウォーズみたいなやつなら先に言うてやー!!!」と怒ることになります。

父は笑いながら「とりあえずこれ見とき」と第一作を録画したビデオテープを差し出してくるのですが、第一作を見た時のことは、また別のお話。

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