Yuko

英米文学科卒のグラフィックデザイナー。紙芝居をつくるのが大好きだった子供時代。あの頃の…

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英米文学科卒のグラフィックデザイナー。紙芝居をつくるのが大好きだった子供時代。あの頃の思いが実を結び、2020年11月末(予定)絵本を出版します。 noteでは、私が学んだことや考え、文化芸術の紹介を書いています。読んでくださった方にとって、何か気づきあるといいな、と思います。

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    絵本「ぼくのピンク」オリジナルポストカード 5枚セット

    絵本「ぼくのピンク」に使用しているオリジナルイラストのポストカード 5枚1セットです ◆サイズ:通常ハガキサイズ(148 x 100mm) ◆紙:アラベール スノーホワイト200kg(手触り感のある少し厚めの上品な紙です) ◆表フルカラー/裏1色
    800円
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    彗星の物語 -The Story of the Comet-

    遠い遠い遥か昔 宝石のように輝く 長い尾をたなびかせて ひとつの彗星が 地球にやってきました A long, long time ago a comet, with a long, fluttering tail that glittered like a precious stone arrived here on Earth ---------- 時空を超えた10の風景 そこに懐かしさを覚えるのなら あなたの中に流れる、彗星とのつながりが蘇った瞬間... 詩的な文章と精密なイラストで、不思議の世界誘う 果てない宇宙の物語 10 landscapes beyond time and space The moment when the connection with the comet revives in you, if you remember the nostalgia there It is the endless cosmos story that poetic sentences and precise illustrations would invite you to the wonder world ---------- 【『彗星の物語』詳細】 ◆サイズ:B5(182 x 257mm) ◆ページ数:40ページ(表紙と裏表紙込み) ◆言語:日本語/英語(日本語はルビ付き) ◆全ページフルカラー ※本をご購入の方に「宇宙のロマン」詩のカード(A5サイズ両面カラー)もプレゼント!
    3,300円
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    絵本「ぼくのピンク」オリジナルポストカード 5枚セット

    絵本「ぼくのピンク」に使用しているオリジナルイラストのポストカード 5枚1セットです ◆サイズ:通常ハガキサイズ(148 x 100mm) ◆紙:アラベール スノーホワイト200kg(手触り感のある少し厚めの上品な紙です) ◆表フルカラー/裏1色
    800円
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    彗星の物語 -The Story of the Comet-

    遠い遠い遥か昔 宝石のように輝く 長い尾をたなびかせて ひとつの彗星が 地球にやってきました A long, long time ago a comet, with a long, fluttering tail that glittered like a precious stone arrived here on Earth ---------- 時空を超えた10の風景 そこに懐かしさを覚えるのなら あなたの中に流れる、彗星とのつながりが蘇った瞬間... 詩的な文章と精密なイラストで、不思議の世界誘う 果てない宇宙の物語 10 landscapes beyond time and space The moment when the connection with the comet revives in you, if you remember the nostalgia there It is the endless cosmos story that poetic sentences and precise illustrations would invite you to the wonder world ---------- 【『彗星の物語』詳細】 ◆サイズ:B5(182 x 257mm) ◆ページ数:40ページ(表紙と裏表紙込み) ◆言語:日本語/英語(日本語はルビ付き) ◆全ページフルカラー ※本をご購入の方に「宇宙のロマン」詩のカード(A5サイズ両面カラー)もプレゼント!
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    「宇宙のロマン(日本語版)」A5サイズカード

    「なぜ生きる?」「わたしとは何か?」 そんな普遍的な問いに対する姿勢 それ自体が宇宙そのもの どこに辿りつかなくてもいい 今この瞬間を味わうことが宇宙のロマン ・・・そんなメッセージが込められたカードです - A5サイズ 148×210mm (通常のポストカードより一回り大きいサイズ。A4の半分です) - 上質紙180kg (手触り感のある少し厚めのカードです) ※フレームは含まれていません
    300円
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「見えない/見える ことについての考察」ダンサー森山未來の表現

国境やジャンルを超えた表現者:ダンサー 森山未來の果てない魅力にも書いたのですが、私はダンサー森山未來くんがとても好きです。 今年はコロナ禍にあって、各種イベントや公演などを開催することが難しい中、今年も森山未來くんの舞台を見ることができると知り、観に行ってきました! 「見えない/見える ことについての考察」というタイトル。 「私たちは見えなくなったんじゃない。もともと見えてなかったのよ」 ゆらぐ残像(ポストイメージ)、響き合う声、 森山未來が誘う「ほんとうに見ること」

    • 想像力の豊かさ=人生の豊かさの時代がやってくる

      人生とは、自分が信じたことを体験する ただ、それだけ 豊かな人生を体験したければ、想像して信じる そうすれば創造される 豊かな想像力を養うことが、とても大切 ただ、それだけ

      • 国境やジャンルを超えた表現者:ダンサー 森山未來の果てない魅力

        前回の記事、シェルカウイ: 踊りで命を救われた男が、踊りで世界を救おうとしているで、森山未來くんに少し触れましたが「ダンサー 森山未來」について今日は書いていきます。 私は習慣的に美術館やギャラリーなどで開催される展示を見に行くのですが、ここ数年はライブのもの、演劇や舞台、コンサート、そしてダンスなんかのステージパフォーマンスにも足を運ぶようになりました。 美術品との違いはやはりその臨場感。身体で表現することは本当にすごいことだな、と毎回思うのです。そして、ダンスの魅力は

        • シェルカウイ: 踊りで命を救われた男が、踊りで世界を救おうとしている

          「シェルカウイ 踊りで世界を救う、41日の闘い」というドキュメンタリー映画を観ました。 2015年に公演された、"Fractus V(フラクタス・ファイブ)" の稽古初日から公演初日までの舞台裏が描かれています。 ※フラクタス=破片 シディ・ラルビ・シェルカウイは、伝統芸能、漫画、武術を取り込みジャンルに囚われないスタイルで、世界中からオファーが絶えない振付師・演出家・芸術監督。名前を聞いてもピンとこなかったのですが、2年前に再演された「プルートゥ PLUTO」(浦沢直樹

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          曜日の空気を色で表現してみるよ

          私はフリーランスのグラフィック&デジタルデザイナーですが、お仕事の稼働時間を聞かれることがたまにあります。「デザイナーさんだから夜型なんでしょ?」「平日も週末も関係なく働いているんですか?」などなど。 色々なスタイルのフリーランスデザイナーさんがいるかと思いますが、私は極めて「普通」です。平日5日、9:00-18:00。(その時々によって多少の変化はありますが、通常はこの時間帯です)なので、世の皆さまと何も変わりはありません。 以前は不規則な生活だったので全く気づかなかっ

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          ワールド・ギフト「不用品を役立てる」

          暑かった夏も過ぎ、鈴虫の泣き声が秋の訪れを感じさせてくれる今日この頃。 私は季節が変わる時を目安に、洋服を見直すことにしているのですが、その度に着なくなった洋服は寄付するようにしています。 最近では洋服屋さんの店頭でもリサイクル用に回収ボックスが置かれていたりしますが、私が今回おすすめするのは「ワールド・ギフト」という団体です。 私たちは日本の皆様が捨てたくないもの・誰かに使用してもらいたいと望まれるものを世界中で再利用し、途上国支援に役立てています。 日本ではゴミとして

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          深ーく心に響くのは、ヴィジュアルではなくてサウンド

          グラフィックデザインを中心として、ヴィジュアルをつくることが仕事なので、ヴィジュアルに関する興味関心は強く、視覚情報の影響の大きさも実感しています。 造形の美しさはそれだけで人を惹きつけるパワーがあるし、言葉で説明しても伝わりづらいことを図にしたり、こんなイメージですか?と参考の画像を用いたりすると会話がスムーズに進む、といったコミュニケーションを円滑にするという役割もあるからです。 (参考記事:人種を超えて、職種でつながる楽しさと豊かさ) 美しいわ、コミュニケーションも

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          旅エッセイ 【愛と憎しみのコントラストが強い街、テルアビブ】

          とても厳しい空港のセキュリティチェックの後、イスラエルの大都市テルアビブに降り立ったのは2013年初夏のこと。 はじめての国やはじめての街を訪れることは、いつだって心躍る楽しい体験。でもこの時は、緊張感の方が上まわっていた。2020年の今もまだ、戦火の中にある国だから。 テルアビブが好きで現地に友人も多いという、ニューヨーク留学時代に知り合った友人に誘われて、はじめての街を訪れることになった。 彼女からの誘いがなければ、もしかしたら一生訪れることがなかった街かもしれない

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          記憶の大海を遊泳する

          「生まれた時から、自分以外の人生が始まる」 映画「17歳のウィーン フロイト教授 人生のレッスン」に登場するこの言葉がとても印象的です。 フロイトは、「意識」よりも記憶が豊富に蓄積されている「無意識」の働きを重要視していました。そして「意識」は氷山の一角で、ほとんどは「無意識」によって構成されていると。 この世界に生まれ落ちた瞬間から、「分離された」生がはじまり、外的影響を大きく受けた道を歩むことになる。年月を重ねるごとに記憶は増え、色とりどりになる一方、その濃さも増し

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          完璧な自然のタイマー:夏の訪れと秋の訪れは、虫たちの声が教えてくれる

          9月9日。今日は重陽の節句。五節句の中のひとつで、「菊の節句」とも呼ばれていますね。 1月7日●人日の節句(七草の節句) 七草粥を食し、その年の健康を願う。 3月3日●上巳の節句(桃の節句) 雛人形を飾り、ちらし寿しやはまぐりのお吸い物を食ベて、女の子の健やかな成長を願う。 5月5日●端午の節句(菖蒲の節句) 五月人形やこいのぼりを飾り、男の子の健やかな成長と立身出世を願う。 7月7日●七夕の節句(笹の節句) 短冊に願いを書き笹に吊るし夢成就を願う。 9月9日●重陽

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          人種を超えて、職種でつながる楽しさと豊かさ

          10年ほど前、英語とグラフィックデザインの勉強をするため、ニューヨークに留学しました。 渡米当初は英語もままならなかったので、当然ながら英語が標準語として使われるデザイン学校では、聞き取ることで精一杯でした。英語のシャワーを浴びる毎日に、私の脳みそは処理能力が追いつかず、頭痛がするくらい脳の疲労を感じていました。(おかげでぐっすり眠ることができたけれど) そんな状況だったのですが、日本のデザイン会社で数年働いた後に留学したので、「デザイン」という共通語のおかげで、何とかコ

          人種を超えて、職種でつながる楽しさと豊かさ

          旅エッセイ 【初秋の風は、ロンドンにお似合い】

          暑い夏が過ぎ、心地よい風が吹き始めた初秋 思い出されるのは、ロンドンの秋 バケーションを楽しんだ人々が街に戻り、はじまりの季節に移り変わる 新鮮な静けさが漂い、深く想いにふける時間が長くなる 雨上がりの濡れた石畳 安心感のある重厚な建物 郷愁を含んだ夕暮れ 冬支度を始める木々 控えめな挨拶をする人々 優しい曇天が、憂いたい気持ちを暖かく包み込み 自分の内に静かに入っていく 陰の季節のはじまりを知らせる、初秋の風を感じる時 思い出される、あの日のロンドン

          旅エッセイ 【初秋の風は、ロンドンにお似合い】

          "生まれた時から、自分以外の人生が始まる":映画「17歳のウィーン フロイト教授 人生のレッスン」より

          映画「17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン」を観ました。 <あらすじ> 1937年、ナチ・ドイツとの併合に揺れるオーストリア。自然豊かなアッター湖のほとりに母親と暮らす17歳の青年フランツは、タバコ店の見習いとして働くためウィーンへやってきた。 常連のひとりで“頭の医者”として知られるフロイト教授と懇意になったフランツは、教授から人生を楽しみ恋をするよう勧めを受ける。 やがてボヘミア出身の女性アネシュカに一目惚れをし、はじめての恋に戸惑うフランツは、フロイトに助言を

          "生まれた時から、自分以外の人生が始まる":映画「17歳のウィーン フロイト教授 人生のレッスン」より

          東と西の植物図鑑

          「世界で一番美しい○○」のようなタイトルで、動植物を扱った図鑑をよく見かけるようになり、図鑑好きのひとりとしては嬉しい限りですなのですが、その魅力は、植物図鑑なら、葉脈を忠実に捉えていたり、葉に生えている毛の一本一本までを生き生きと描いている様。 昆虫だったら、吸い込まれそうな眼球の細かな描写や、玉虫色の美しさをドラマチックに再現していたりする繊細なタッチと、どれも小宇宙に現れる神秘的な美しさに惹かれるのです。 そんな図鑑好きにはたまらない場所が、東京駅丸の内南口を出てす

          東と西の植物図鑑

          アジア諸国で聞かれるフレーズ「この道路、誰がつくったか知っている?」

          インド、ネパール、スリランカ、タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシア、台湾、中国、フィリピン 私がこれまで訪れたアジアの国々ですが、いくつかの国で、私が日本人だと分かると同じ質問をされました。 「この道路、誰がつくったか知っている?」 当然私は知らないのでそう答えると、「日本人の〇〇さんだよ」とか、「日本の〇〇という会社だよ」と教えてくれます。 そして、「そのおかげで、すごく便利になったんだ。ありがとう」なんてニコニコしながら言われると、とても嬉しい気持ちになります

          アジア諸国で聞かれるフレーズ「この道路、誰がつくったか知っている?」

          旅エッセイ 【ネパールは孔雀色】

          2015年の秋、カトマンズ郊外の静かな集落を訪ねました。 「大自然の中に、最新設備を整えた村づくりプロジェクト」のメンバーとして関わっていた私には、ひと回り以上年下で、高校や大学を卒業したばかりのネパール人の「チームメイト」がたくさんいました。 その年の春に起こったネパール大地震の影響で、チームメイトの家は大きな被害を受けたので、状況をみるために彼らの家を訪ねに行ったのです。 首都のカトマンズでも舗装道路の方が少なく、舗装された道以外は土に覆われていて、街中は土煙が立ち

          旅エッセイ 【ネパールは孔雀色】