行って来ました！
5年ぶりのteenage fanclub
仕事の都合で恵比寿は無理だったので、初の名古屋クラブクアトロでした。溶けるようなGoodメロディも、飾らない笑顔も、あの日と変わらない。ただ年齢だけは確かに互いに積み上げて。
彼らに会うことは30年前の自分に会うようでもあり、今の自分に改めて出会うようでもあって、でもやっぱり万物流転、全てのものは移ろいゆくわけでeverything flowsなのだなあ、ふむふむ。なんてアンコールのラストに合わせて身体を揺らしていたら、なんだか涙がにじんでしまいました。ライブとの向き合い方も変わるものですね、歳とともに。

こうして楽しくライブを観るのも、永遠に出来る訳では無いと気付くのも重ねた歳のなせるわざ。若い時はそんなこと少しも思わなかったけど、僕もバンドメンバーも50代、60代となれば何事もいつかは終わりが来ることをなんとなく感じられるようになる。寂しいがそうなのだ。永遠は、ない。
だからこそ、今が愛おしい。この瞬間を両手で抱えて、手触り、重さ、色、匂い、全部覚えておきたい。

終わらないで、って思ったけどアンコールが終わればもうおしまい。でもまた来てくれるよね。きっとまたいつか彼らのサウンドに溶けて、酔いしれたい
その時僕はどんなことを思うだろう。