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77/100 毒親のために無駄な努力をしていた話

こんげー、わたげの本音です。
今回は、毒親のために無駄な努力をしていた話です。

ぜっったいに褒めない毒親


私は、褒められるために
無駄な努力をしていました。

例えば、勉強。

勉強は自分のためにやるものですが、
私は毒親のためにやっていました。

「勉強しろ、勉強しろ」と口うるさかった毒親。

耳元で怒鳴りながら私に勉強を
やらせていたことがありました。

怒鳴られるのは、勉強ができないからだと
思っていました。

だから、勉強ができれば
褒められる。

そう思っていたから頑張っていたのです。

自分のためではなく、
毒親に褒められるために。

受験生のとき、4時間勉強しました。

さぞ褒められるだろうと期待して、
「4時間勉強したよ」と言いました。

すると毒父は言いました。

「4時間!? バカじゃねぇの!」

褒められると思っていた私は、
とてもがっかりしました。

だったら、
毒母は褒めてくれるかもしれない。

私は4時間勉強を頑張ったことと、
毒父に褒められなかったことを
話しました。

毒母は言いました。

「4時間なんて、
ダラダラやって意味ないでしょ。
1時間くらいがちょうどいいんだから」

私はまたがっかりしました。

褒められると思って頑張ったのに、
褒められるどころか否定されると
思わなかったからです。

今度は、1時間みっちり
頑張ったことを話しました。

毒父には報告せず、
毒母だけに言いました。

毒母は言いました。

「1時間じゃ足りないでしょ。
もっとやりなさい、
勉強に終わりはないのよ」

私はがっかりしました。
しかしまだ私は期待していたのです。

クラスの成績順位で7位になったことがありました。

今度こそ褒められるだろうと思い、
報告しましたが、褒められませんでした。

「top3に入らなきゃ意味ないでしょう」

今度は成績表を返され、
5が多かったので見せました。

しかし「オール5じゃないじゃない」と言われて
褒められませんでした。

しかし、妹の成績はベタベタに
褒めていました。

「妹ちゃんすごいわねー。
わたげもそう思うでしょ?」と
同意を求めてくるほどに。

私は悔しいやら、悲しいやら、
なんとも言えない気持ちになってしまいました。

馬鹿馬鹿しい、無駄な努力だった


今思うと、毒親に褒められるために
頑張っていたことが馬鹿馬鹿しいです。

どんなにどんなに頑張っても頑張っても、
ぜっっったいに褒めない毒親のために
努力していたのがみじめで仕方ありません。

勉強って、自分のために
やることですよね。

大人になった私は思います。

心理学を勉強しているのですが、
とても楽しいです。

知らなかったことを知れるって、
こんなに面白いことだったんだと
感動するくらいです。

毒親のためじゃなく、
自分のために頑張っていて、
自分で「頑張ったな」と褒めると
嬉しくなります。

ただ、学生時代のみじめさが
まとわりついてくるのが厄介ですが。

毒親の悪影響って、
生きている限りどこまでもどこまでも
付きまとってくるんですよね。

ほんと嫌になります。

毒を振り払うために心理学を勉強して、
知識を身に着けて行こうと思います。

今回はここまでです。

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

それでは、おつげー。

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