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【オススメ書籍】ケアする人の対話スキルABCD

医療分野に従事するわけではないが、
他者との関わりを通じて、人の認知と行動について探究されていそうだなと思い、購入。

他者との関わりという、大きな意味では日常の他者との関わりや、業務上の他者との関わり含めて
汎用度は高い。


■この本を読むと良い人

 ・相手の認知と自分の認知がズレる
 ・認知や行動を変えてほしい他者がいる

■この本で学べること

 ・他者が認知や行動を変えるときのステップ
 ・具体的なGOOD、BADの会話例


■メモ

①対話の型について

 A;挨拶する
  ・相手とぶつからない場を作る
  ・主観と客観は混じるもの、現在の感情を探る 
 B:相手を支え、関係をONにする
  ・否定せず、共感する。
 C:質問で目的地を探す
  ・指示ではなく、相手への質問から目的地を探す
 D:行動化認知を動かす
  ・どちらかにターゲットを絞る
・問題解決(指示)と相手に寄り添い、サポートする(支持)は異なり、
 問題解決にいそぐと思うように動かない。
・場において、相手との土台を作ってから本題に入る。

自分で言うと、Cの質問で目的を探すサポートの要素がまだまだと理解。
こうしてみたらどうか?というアドバイスになりがち。

②質問で目的を探すコツ

縦と横の質問を意識する。

⚪︎縦:時間軸を変えていく。
 過去:・いつから、〇〇が気になっているのか
 現在:・00がうまくいかないと言うのは具体的にはどんなことでしょうか?
 未来:・00がうまくいかないとどんなことが起こりそうか?

⚪︎横:他の領域でも同じようなことが起こっているのか?
  他の場面では、どのように対応をしているのか?

⚪︎その他印象で来た質問
 ・ 同じようなことに悩んでいる人がいたとしたら、どんなアドバイスをしますか?
 ・考えられるものをいくつか挙げてみましょう。その中で優先度をつけるとしたらどうなりますか?


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