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受刑者からの手紙

刑務所では生活すべて時間で生活をしていると言ってもいいです。
朝6:30に起床をして7:40までに朝の点呼と朝食をすませます。
それが終わると工場へ出業となります。二列になって工場に行きます。工場についたらまた点呼があります。その後に体操をしてから作業にかかります。
11:40ごろに昼食になります。その間2回のトイレタイムがあります。
12:30ごろ午後の作業の開始になります。作業内容は袋を作っています。携帯を買った時に携帯入れてくるひもが手持ちになっているような袋です。
午後の作業が終わり、お風呂に入って居室に帰ってきて点呼が終わるまでは講談はすべて禁止となっています。一言も話は出来ません。
夜の点呼が終わると夕食になります。
夕食が終わると食器を洗い居室の掃除、トイレの掃除が終わってから自由時間になります。
自由時間になっても立っている事は出来ません。常に座っていなければなりません。
夜の8:30になると就寝の用意をしなければなりません。布団をひいて布団の中に入ります。9:00に就寝になります。
また朝6:30に起床になります。
毎日同じ行動、同じ作業をしています。




自民党に行って、ヤレヤレのお疲れ会をして帰宅したら、受刑者から手紙が来ていた。

収監以来、手紙のやり取りを続けている。
上記以外にもいくつかの事が書いてあった。
刑務所のカレーは旨いらしい。

キリキリと胃が痛み、頭の中にどす黒い気持ちが充満する。

しかし、手紙のやり取りを続けるためには、また私からの返事を考えねばならない。

私が常に頭の中に痛みを抱えている様に、受刑者にも災難ではなく自分がやった事であると言う痛みを毎日与え続けるためだ。

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