2022年5月22日、結婚しました

平野太一

2022年5月22日 11:26

5月22日。1年前に初めて出かけたこの日、僕は結婚します。

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最初にちゃんと話したのは、星野源とガッキーの結婚報道がきっかけだった。まさかあの2人が結婚するなんて！という話で盛り上がった。

当時、引っ越し先を探していたので、代々木上原エリアでよさそうな物件を見つけたという話に。「私、代々木上原によく行くんです」と言うので、このチャンスを逃すわけにはいかないと思い、誘って出かけたのが、その週末の5月22日だった。

その後、何度もLINEや電話をした。知れば知るほど、好きになった。

会社でのイメージとはまた違った、柔らかさと芯の強さ、意志決定のスピードの早さが印象的だった。それに、違う生き方をしてきたはずなのに、考え方や好みがすごく似ていた。

結婚を前提に付き合ってからのスピードはさらに早かった。自分はひとり暮らし、相手は実家暮らし。当初から一緒に住みたいねと話していたから、付き合って2ヶ月の間に、内見に行き、家を決め、一緒に住みはじめた。

僕は基本インドア派。でもパートナーは、新しい場所にぐいぐい連れて行ってくれる。「ここ一緒に行きたい！」「きっと楽しいよ！」と誘ってくれたから、新しいことに挑戦できた。

京都に弾丸旅行に行った。
代々木公園に散歩しに行った。
GUCCI Gardenの展示を見に行った。
ペニンシュラ東京に泊まりに行った。
『メリーポピンズ』を初めて観劇した。
帝国ホテルにバイキングを食べに行った。
マッシさんのnoteを読んでサイゼリヤに行った。
『マツコの知らない世界』をきっかけにスープカレー巡りをした。

この1年間、いろんな場所に行き、いろんなことを経験した。

iPhoneのカメラロールを見返すと、他にも数え切れないほどの写真が出てくる。出かけたときの写真、食べものの写真、パートナーの写真。記録がすべて、大切な思い出になった。

2021年12月。今後どうするかの話し合いをした。結婚式やる？婚約指輪はどうする？結婚指輪は？名字どうする？ …いろいろ話した結果、結婚式はやらず、婚約指輪・結婚指輪はオーダーメイドでお願いすることに決めた。

婚約指輪と結婚指輪は、ビアーチェの臼澤さんにお願いしました。最高の出来上がりで大満足なので、別の記事で詳しく書きたいです。

結婚式はやらないと決めたけど、現時点での最高の写真は残したい。ということで、ウェディングフォトを撮ることにした。

場所は「八芳園」。

前々職の同僚の結婚式で行ったことがあり、せっかく撮ってもらうなら最高のロケーションがいいなと思っていたから。

たくさんのフォトグラファーの中から、アーティスティックな写真が印象的だった神田剛史さんにお願いしました。この話も別の記事で書きたいです。

猛スピードで物事を進めたことで、一緒に住みはじめて最初の数ヶ月、自分の当たり前が当たり前にならないことに窮屈を感じていた（深夜遅くまで起きれないこととか）。

でも、過ごしていくうちに、それを上回るぐらいに楽しい経験ができたし、尊敬できるところもどんどんふえて、さらに好きになった。

すばやく行動するところ。
先回りして気配りしてくれるところ。
言葉にして感謝を伝えてくれるところ。
きちんと前に進もうと努力を続けられるところ。
知らない人にも物怖じせず話しかけられるところ。
物忘れの多い自分に怒らず何度も伝えてくれるところ。

…ここには書かないけど、もっとたくさんある。

1番印象的だったのは、仕事がうまくいかず自信をなくしていたときのこと。「大丈夫。仕事がたとえうまくいかなくても、私はあなたがいるだけで大丈夫よ」と言ってくれた。存在まるごとを受け止めてくれるその言葉を聞いたとき、一緒に悩み・支えてくれる人がいることがうれしくて、思わず泣いてしまったことを覚えている。パートナーという存在がいることって、こんなに心強いんだと気づけた瞬間だった。この言葉は一生忘れない。

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付き合ってから同棲、結婚まで1年間というハイスピードで進めてきたので、せっかくなので、この機会にパートナーと一緒に、これまでの過程を振り返ってnoteに書いていこうという話をしています。やってみたかったポッドキャストにも挑戦したい。ということで、2人の記録をまとめていくためのnoteマガジンをつくりました。これから更新していきます。

※ このマガジン名は、社内の同僚にアイデア出ししてもらいました

今まで関わってくださったすべての人に感謝し、今日からまた、気持ち新たに進んでいきたいと思います。引き続き、温かく見守っていただけたらうれしいです。

2022年5月22日　平野太一