ゆりんこ

会社員ときどきキャリアコーチ。 おもに言葉やコミュニケーションにまつわる「こんなことな…

ゆりんこ

会社員ときどきキャリアコーチ。 おもに言葉やコミュニケーションにまつわる「こんなことないですか?」のようなことを、日記、メモ、備忘録代わりに書いてみます。|CBL認定コーチ|さとゆみビジネスライティングゼミ3期生

マガジン

  • お仕事インタビュー

    好きなことを仕事にして、自分の道を突き進む方々へのインタビュー。そのお仕事と今日までの歩み、そして未来について聞きます。

  • 採用はマーケティング

    転職活動をしていたら、マーケティングとの共通点がいくつか見えてきました。あ、採用活動ってマーケティングなんだ、と思った記録。

最近の記事

コミュニティに笑顔と交流のきっかけを ーダンスフィットネス インストラクター 御子柴かおりさん【お仕事インタビュー #4】

「家でもずっと音楽をかけて踊っています。振りを考えたり練習したり。キッチンで踊っていても楽しい」。 テンポ良くはつらつと話す、ダンスフィットネスインストラクターの御子柴かおりさん。 「レッスンでは私もMAXで踊ります。レッスンが終わると誰よりも私が汗だく。そうやってみんなと一緒に踊るのが楽しいんです。踊った後のみんなのキラッキラの表情は何にも代えがたい。本当に素敵」。 アメリカ西海岸のベイエリアに住み、ダンスをベースにしたフィットネスのレッスンを週10本ほど開催

    • 「本を出す」の裏側にある、広い深い世界:読書の記録『本を出したい』佐藤友美

      前作『書く仕事がしたい』を読んだとき、すぐに「私もしたい!」と思い、著者さとゆみさんのライティングゼミに申し込んだ。 がっつり視野が広がったうえ、今、「ライター」という立場でレビュー記事を書く機会をいただいたりしている。自分の人生でこんなことが起こるとは考えたこともなかった。その間、2年。変化に驚いた。 先日刊行された姉妹本(?)『本を出したい』を読み終えた今、「私も出したい!」と思っているか? 実は、爽やかにYES!とは言えないのが正直なところ。 ほぼ人に言ったことはな

      • 採用はマーケティング⑤ ~カジュアル面談、なんぞ?~

        ここ数年でしょうか。 転職活動の現場で、「カジュアル面談」という謎の言葉をよく聞くようになった。 エージェントの方もこの「カジュアル面談」を受けることを薦めてくる。 なんですか、それ? 面接と何が違うんですか? という質問に、上手に答えてくれる人はまだ現れない。 ググってみると、 ・企業と候補者が対等に質問し合う場 ・お互いの理解を深める場 ・選考の要素はない などなどと出てくるが、まだピンとこないというのが正直なところ。 面接だって、企業と候補者が対等に質問し合い、お

        • 「取材者の目線で生きる」がようやく分かってきた(気がする)【さとゆみゼミ受講記③】

          書くことは、取材者の目線で生きることです。 講座の初日。 さとゆみさんがそんな話をした。 はて?? と思いながらノートにメモする。 シュザイシャノ メセンデ イキル ライターって何ですか? という状態で受講していた私は、何言ってるのかさっぱり分からんなーと思っていた。 さとゆみビジネスライティングゼミ。 あの日から1年以上が経った先日、「ん? これが取材者の目線?」と思う瞬間に出会った。 そんなことを思ったのは初めてだ。 +++++ インスタで見つけたギリシャ料理の

        コミュニティに笑顔と交流のきっかけを ーダンスフィットネス インストラクター 御子柴かおりさん【お仕事インタビュー #4】

        • 「本を出す」の裏側にある、広い深い世界:読書の記録『本を出したい』佐藤友美

        • 採用はマーケティング⑤ ~カジュアル面談、なんぞ?~

        • 「取材者の目線で生きる」がようやく分かってきた(気がする)【さとゆみゼミ受講記③】

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        • お仕事インタビュー
          4本
        • 採用はマーケティング
          5本

        記事

          採用はマーケティング④ ~どこまで言うのか、隠すのか~

          転職して、「そんなの聞いてない」に遭遇するのはそれほど珍しいことではないと思う。そんな場面はなるべく少なくしたいけれど、そのリスクも含めて転職だと思っている。 ただ、今回の転職は、その数があまりにも多いと感じている。 ■ リモートワーク 私はフルリモートが良かったので、面接で確認した。「必要に応じて出社することもありますが、フルリモートが基本です」。そう答えをもらっていた。 が、入ってみたら、週2回の出社義務。曜日も決められている。 聞くところによると、私が入社する前の

          採用はマーケティング④ ~どこまで言うのか、隠すのか~

          ライティングゼミで学んだ「書く」以外のこと【さとゆみゼミ受講記②】

          『さとゆみビジネスライティングゼミ』で学び始めて、まもなく1年。 書くこと自体に対する意識が変わったのはもちろんのこと、書くこと以外の部分でも、大きく意識が変わったなぁと感じます。 たびたび振り返る講座のテキストとノート。 復習の意味も込めて、そこに書きとめてある恐怖の言葉を振り返ります。 「読者メリット」はい、なぜ読者はあなたのその文章を読まなければならないのですか。 その文章を読むと、読者にはどんな良いことがあるんですか。 ・・・恐。 そうだ、そうなんだ、私が書きたい

          ライティングゼミで学んだ「書く」以外のこと【さとゆみゼミ受講記②】

          一人ひとりが生き生きと働き、日本が元気になるプロセスの一部を担いたい ー エグゼクティブコーチ 中村智昭さん【お仕事インタビュー #3】

          「これまでは下積みなんですよ。だからこれから。これからが返せる時だなと思っています」。 33年にわたり3000人規模の企業で勤め上げ、取締役まで勤めた57歳のその人が、どこか嬉しそうに話す。 「世の中には、自分が持っているものしか返せないんですね。私は何を返していけるのかなと考えた時に、この管理職経験だなと思ったんです。コーチングを使ったリーダーの育成や人材開発、これをやっていこうと」。 中村智昭さん。穏やかな語り口ながら、その熱量は隠しきれない。今年5月に長年勤めたチ

          一人ひとりが生き生きと働き、日本が元気になるプロセスの一部を担いたい ー エグゼクティブコーチ 中村智昭さん【お仕事インタビュー #3】

          色を通して自分を知る。それがみんなの元気につながると確信しています ー カラーアドバイザー 川邉翔子さん【お仕事インタビュー #2】

          「私、こんなに良いものを発見して、作っちゃったから。どんどん広げていかないと」。 『Color氣学(カラーきがく)』について、穏やかながらも力強く語る、川邉翔子さん。Color氣学は、生年月日をもとにその人が生まれもった性質を見る、翔子さんが考案した学問。色のもつ意味を表す「色彩言語」、西洋の占術「数秘術」、そして東洋の占術「九星気学」の3つを組み合わせた考え方だ。 「色で人生は楽しくなるんです。色を知ることで、自分を理解できる。自分が分かると自信をもてる。そうすれば行動

          色を通して自分を知る。それがみんなの元気につながると確信しています ー カラーアドバイザー 川邉翔子さん【お仕事インタビュー #2】

          安心していただける日々のご飯が身体を守ることを伝えたい ー料理教室主宰 五味幹子さん【お仕事インタビュー #1】

          「私の教室は生徒さんみんなで作っているんです。それが本当に好きで」。周りを包み込むような笑顔で話すのは、料理教室『ハレとケ』を主宰する五味幹子さん。「通ってくださる皆さんに家でも楽しく料理をしてほしいんです。家に帰ってからもできるように、レッスンではみんなで一緒に手を動かします。皆さんが後日談を聞かせてくださるのがとても嬉しいです」。 『ハレとケ』は幹子さんが自宅で開催する家庭料理の教室。「鯵三昧」「初夏のスペイン料理」「スパイス飯」など毎月1つのテーマを決め、4~6種類の

          安心していただける日々のご飯が身体を守ることを伝えたい ー料理教室主宰 五味幹子さん【お仕事インタビュー #1】

          『ママはキミと一緒にオトナになる』(佐藤友美著)読書会の記録 [後編]

          『ママはキミと一緒にオトナになる』(小学館)読書会の記録。 時間を忘れ、ますます話に夢中になった後半の様子です。前編はこちら。 ネガティブ情報との向き合い方O) メディアではネガティブ記事の方が書かれるし、アクセスも良いと聞きますよね。さとゆみさんのお子さん素晴らしいなと思いながらも、この本ではありふれたことを書いてくださっているので、すごい親近感を覚えます。そうそう!みたいなことがたくさん。そういう人が大半なんじゃないかなって思います。 さとゆみ) そうそう、そういう、

          『ママはキミと一緒にオトナになる』(佐藤友美著)読書会の記録 [後編]

          『ママはキミと一緒にオトナになる』(佐藤友美著)読書会の記録 [前編]

          5月某日、『ママはキミと一緒にオトナになる』(小学館)の読書会を開催しました。著者の佐藤友美さん、編集者で小学館『kufura』編集長の佐藤明美さんがお越しくださり、とても贅沢な90分に。 参加者は筆者の会社の仲間たち10人。子育てに奮闘中のママだけでなく子供がいないメンバーも集まり、話は本の感想に限らず、ママたちのお悩み相談や会社でのコミュニケーション、メディアとの向き合い方にも及びました。 (以下、佐藤友美さん=さとゆみ、佐藤明美編集長=佐藤と、敬称略にて記載させていた

          『ママはキミと一緒にオトナになる』(佐藤友美著)読書会の記録 [前編]

          ライターってなんだ【さとゆみゼミ受講記①】

          必死になって脳みそを動かして、たっぷり刺激を受けた3か月。 1月から3月まで、佐藤友美さんの「さとゆみビジネスライティングゼミ」を受講した。 学びも発見も、ものすごく多かった。 講座の名前を出して「受講した」と書くからには先生の顔に泥をぬるような文章は書けないという緊張感をもちつつ、ここで学びを振り返ろうと思う。 さとゆみビジネスライティングゼミ ゼミのウェブサイトには、こうある。 ライティング講座なので、文章の書き方もたくさん勉強した。が、このゼミの軸は、上述の通り、

          ライターってなんだ【さとゆみゼミ受講記①】

          採用はマーケティング③ ~お祈りメールのその後~

          人材募集に応募していた会社から、お祈りメールが届いた。 書類選考で落ちたということだ。 人気企業で、しかも大々的に募集していたので、ものすごい倍率なんだろうなとは思っていた。それでもやっぱり、せめて面接には進みたかった…というのが本心。あぁがっかり、と肩を落とした。まあ、仕方ない。「面接にさえ呼んでもらえなかったよー」と、友人に愚痴った。 数日後、ぽちった覚えのない小包みが届いた。 送り主を見ると、先日お祈りメールを受け取ったその企業。物販もしている会社なので、「あれ、何か

          採用はマーケティング③ ~お祈りメールのその後~

          今伝えたいこと

          視界がゆがんで、一気に手が冷たくなった。 ものすごい速さの心臓の鼓動が聞こえて、息が苦しかった。 世界から色がなくなり、体の震えが止まらなかった。 もう一人の自分がどこかで見ていて、そっちの自分が「”世界から色がなくなる”って、本当にあるんだ」と冷静に思っていた。 在宅勤務中、その知らせは突然やってきた。 同じチームで仕事をする仲間が天国に旅立った。 土日をはさんでその前の日まで、一緒に仕事をしていた。 いつものように、お疲れー!と言ったのが最後になってしまった。 あの焼豚

          今伝えたいこと

          採用はマーケティング② ~面接だってブランディング~

          ここで働いたら楽しそう!と思って、とある会社の面接を受けてみた。 その会社が出している商品やブランドのウェブサイト、SNSアカウント、どれもとても明るくて、楽しくて、温かくて、活気にあふれていた。 だから、というのも短絡的だけど、ここで働いたら元気に楽しく仕事ができそう!と思ったのだ。 受けた面接は、全然違う雰囲気だった。 「カ、カタい…」というのが初めの印象だった。 想像していた(勝手に期待していた)雰囲気とあまりに違って、正直青ざめた。 事務的で、ちょっと冷たくて、会

          採用はマーケティング② ~面接だってブランディング~

          採用はマーケティング① ~その気にさせる~

          あなたが最終的に受け取る「いいこと」が明確にイメージできないと、人は動かない(買わない)。 というマーケティングの根っこを身をもって感じた一件。 事の始まりとあるきっかけで、とある企業から「あなたうちの仕事に向いていそうなので、やってみませんか」とお声がけいただいた。 転職についてはうっすら考えていたものの、全く考えたこともなかった職種だったので、へっ?私ですか?というのが初めの感想だった。 でもそう言っていただけるのはとてもありがたくて、そして嬉しくて、どんな業界なのか

          採用はマーケティング① ~その気にさせる~