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透き通る水と、向こう側を覗きたくなる願望

波が今ひとつの時の僕ら(つまりwith 妻)の休日の選択肢は、それが夏ならば自ずと川で泳ぐ、というのが定番化している。

川といっても、近所のTweed riverや少し南に下ったところにあるCudgera creek、北に行けばTallbudgera creekなど、いくつかのオプションがある。

何となく今日の僕の頭にまず降りてきたのは、これらのどれでもないBrunswick riverというスポット。

ここはとにかく透明度が高く、川沿いのグリーンとブルーな水とのコントラスト(というよりもハーモニー)が美しい僕らのお気にりのスポット。

この街は、独特な雰囲気を持つ所で、資本主義的なGold Coastとは少し文化・価値観的に距離のあるalternativエリア。

そんなところには、そんな人たちがいる訳で(どんな人?)、祝日で混み合うカフェでそんな人(どんな人?)混みの中に紛れるのも、東京出身の僕としては、何だか妙に心地良い。

街を歩く時、僕は家を眺めるのが好きで、可愛らしい、スタイリッシュな家があると、目を惹かれる。

そこにはどんな物語があって、どんな人が住んでいて、どんな時間が流れているのか、想いを寄せる、少しだけ。

そして、自分の日常へと、ハッと我に帰る。

向こう側を覗きたくなる自分と、ここにいる自分に気づく自分の、行ったり来たり。

さて、今日をどんなふうに充実させようか。いや、こう考える時間を持てた心のゆとりがある今日は、それだけでなんと素晴らしいことだろう。

Australia dayで祝日の今日、自分自身の素敵な1日にも、お祝いを捧げたくなる、そんなありがたさを心に留めて。

さて、備忘録的に記しておく、今日心に響いた言葉。

▽Q.16▼▽
高城さんはどういうきっかけでどういう理由でこのメルマガを始めたのでしょうか。
購読してから約5年、すっかり自分の人生の一部になっています。
自分も高城さんのようなメルマガを書ける人間になりたいです。

【 A 】
以前は雑誌(東スポからFRIDAYまで)に毎月何本もの連載を書いていた時期がありました。
しかし、iPhoneの登場により「そのうち、音楽も本も映画もあの小さな箱に入るようになるだろうな」と思ったのと、あわせて古めかしい既得権で成立している大手メディアは衰退し、「コンテンツも良い野菜のように直販になるだろう」と思って、海外転出を機に雑誌の連載を徐々にやめ、メールマガジンとKindleへと移行しました。
また、直販ということは、読者と関係が近づくのだろうと考え、皆さんのことをもっと理解したいと思ってQ&Aをはじめからスタートしました。
さらに、今後とも読者の方々と出来るだけ長きに渡ってお付き合いしたいと考え、ヘルスケアサービスをはじめようとしている次第です。
いつの時代も僕は自分で見て感じて良かった物事を、多くの方々へ率直にお伝えしたいと思っています。
時にはエビデンスもなく、為政者の意にそぐわないことも多々あります。
それでも、自分の経験と感性を信じ、必要な方々に必要なことをお伝えしたいと日々考えています。
こうして「このメルマガを始めたので」す。

┃高┃城┃未┃来┃研┃究┃所┃『Future Report』
Vol.658

僕はここから、何を想い、どんな明日を生きるのか。


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