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日誌「それぞれの過去と人が在ってこそ生きている」 #1111

母親の父(私から見れば祖父)は新潟県の出身だ。しかし、私が生まれる数年前に祖父は他界した。そのため、疎遠というわけではないが頻繁に新潟の家を訪れているわけではない。おそらく、私が小学生ぐらいの時に来たのが最後だろう。それから十数年。訳あって、家族と共に新潟にやってきた。お墓へ行って、親戚の家を訪れる。単にご挨拶をして、ちょっとした物をお渡しして帰る予定だった。しかし、突然の訪問に「どうぞどうぞ入って!」と招き入れてくださった。

以前も日誌で綴ったと思うが、私にはこの新潟の血も入っている。もちろん「うん、入ってるな!」と感じたことはないが、ルーツの1つであることに間違いない。そう考えると、自分という人間がより不思議に思える。自分の両親だけではなく、それぞれの過去と人が在ってこそ生きているというか。それにしても、お歳暮などのやり取りぐらいしかしていない我々(家族)を歓迎してくださり嬉しかった。私もこういう人間になりたいものだ。また機会があれば訪れたい。

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