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[ 映画 ] ベイビーわるきゅーれ

tofubeats の新しい曲 I can feel it に登場していた女優さんは伊澤彩織さんというそう。

スタントを主にしている方だそうで,一連の映画「ベイビーわるきゅーれ」に主演されているらしい。

Prime video (Netflixでも配信中)にあったので,さっそくみてみる。

ふたりの殺し屋のはなし。殺し屋の仕事はなんなくこなすけど,ふつうの仕事をするのがむずかしい。ひとと雑談したり,質問に答えたり,挨拶したり。そういうのが難しくて悩む。悩むのはそういうところ。人を殺すことはなんともない。仕事だから。

なんだか,とても考えてしまう。考えないで,あー,おもしろー,アクション,すごいねーという映画ではないように思う。けど,全然,なにかそれ以上を考えせようと迫るふうなところがない。

ふつうのひとには昼がふつうのしごと。夜が殺し屋のしごと。映画の主人公にとっては,昼が殺し屋のしごと。夜のふつうのしごと。私たちと逆。そう考えると,あれって思う。

ひとはなんなくできることについては,機械みたいにしているだけなのかも。自動的なことを繰り返している。そういう技術を身につけたプロセスはすごいけど,一旦身についてしまったら機械的。自分で悩むことがあない。

ひとはできないときに自分というものがでてくる。こっちが悩める自分。

で,えーと,どういうことだろう。

新しいことにチャレンジして,なんかできないなーというのがしんどいけど,生きていることなのかな。結局,努力するとどんどん自動化する。なんも考えずに,ひとを殺してしまっても何も思わないように。でも,それだけだと,なにかしんどい。しんどい,なんかできないなーということをやっているとき,自分が出てくる。そして,また自動化して,消える。

んー。もっときちんと考えてみよう。



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