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にいにの入退院 サーカス鑑賞 そしてパパとママの最後の結婚記念日


キャンプ編及び

上記旅行から帰った翌日、パパとにいにで自宅近くの大きな病院へ行った。山梨の整形外科からもらった紹介状を出して、長く待って‥‥診察を受けた‥‥‥‥結果は‥‥

1 即日入院
2 翌日手術
3 退院
4 ボリショイサーカスショーを観に行く
5 パパとママの最後の結婚記念日


1 即日入院

「今日入院して明日手術しましょう」

 薄々覚悟していたが‥‥急だが早い方がいいと思ったのでお願いする。
肘部分を切開し、ワイヤーなどを巻き固定するそうだ。

 病室は‥‥‥‥「小児病棟が空いてないので一般病棟で」そう言われた。これはかえって好都合と思った。

 なぜなら、小児病棟に入ると面会がかなり制限され、小学生以下は原則立ち入れない。以前にいに、ねえねがそれぞれ入院したときは、面会するのに子供を連れて行けずお互い寂しがったりどちらにも付き添わないとならず大変だった。

 一般病棟なら面会の制限がなく、ねえね、けんけんを連れてにいにに会いに行けるからだ。

 病室が決まったこと、明日手術を受けることをママにメールで報告し、にいにが「3DS持ってきて欲しい」と言ってることを伝えた。職場にも連絡し明日長男(にいに)が骨折手術のため1日休みを追加でもらう。

 ママとねえねとけんけんも夕方にいにを見舞う。今にいにとねえねが通っているプール教室に連絡し、にいには当面(約3ヶ月)休会することした。家族みんなでにいにを励ますがにいに落ち込んでる。

2 翌日手術

翌日手術に合わせて再び病院へ

 パパとママでにいにに付き添う。にいには不安そうにしているが、これまで全身麻酔を伴う手術は片手が埋まるほどしている。一回も受けたことないパパと大違いだ。本人は毎回不安だろうけど親として麻酔については特段不安はない。

 手術自体は1時間〜2時間程度の予定。肘を開いてワイヤーなどで骨折部位を整復固定し、縫合して終わりだ。比較的簡単な手術らしいが、全身麻酔をするとなるとどうしても緊張する。

 控室でしばらく待つ‥‥‥‥

 看護師が来て、終わったと知らせてくれた。手術室まで迎えに行き先生の説明を聞く、手術は上手くいったようだ。ほっとしたが、にいにの左肘にワイヤーという異物が埋め込まれた‥‥‥‥術後の経過によるが概ね6ヶ月から1年後に抜去手術を同様に入院して行うことになるという。

 にいにはまだ覚醒していないが、病室に戻る。薄っすら意識が戻り始めており、心配なさそうだ。まずママが先に家に戻り、パパは明日仕事だが面会時間ギリギリまでいることにする。

 にいに酸素マスクから嫌な臭いがするのかマスクを嫌がる。半覚醒なので幼児のように嫌がっていた。だんだん目は覚めて来たようだ。パパも安心して病室を後にした。

3 退院

 にいには8月15日手術の後18日に退院出来た。にいにの左肘にはワイヤーが入っており、これから苦しいリハビリが始まる。退院の際は、けんけんのお世話をママに頼みパパが退院の付き添いをした。

 午前中すんなり退院出来たので、まずご褒美とばかりににいにの希望で「マック」でお昼。にいには「ダブルチーズバーガーセット」を食べる。好物ならいっちょ前の量を食べるようになってきた。

4 ボリショイサーカスショーを観に行く

 翌日8月19日は、前々から約束し、チケットを取ってあった「ボリショイサーカス」ショーを見に行く。

 千葉県流山市にある流山市民総合体育館「キッコーマンアリーナ」で開催された。動物達(大型の熊など)が繰り出す迫力ある芸の数々や道化師やダンサーのビックリするくらい危なさそうな大道芸、「空中ブランコ」や「馬の曲芸乗り」などなど一見の価値はあると思った。

 余談だが、サーカスの帰り道、動物愛護団体だろうか、動物を使役したサーカスを「動物虐待」だとなじりながら、同意を求めていた……

 まあここがアピールする絶好の場ということなのだろうが、サーカスを観た帰りの人々に対して行われる抗議活動……抗議する自由もあれば、その抗議を受けない自由もあると思った。なんでサーカス帰りに抗議団体の口上を耳に入れなければならないのだ……

5 パパとママの最後の結婚記念日

 さて、更に翌日8月20日はパパママの結婚記念日だった。仕事の都合で旅行日に出来ず、旅行の日程を前倒し更ににいにの骨折の看病のため、結局仕事が入ってしまったわけだが、仕事の帰りにママに「お花」を買って帰った。

 それまで二年連続で旅先で盛大に祝っていた結婚記念日だったが、お花をプレゼントして少しは喜んでくれたので良かったが、これがママと最後の結婚記念日になるなんて思いもしなかった……



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