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生き物いっぱいの谷津田で無農薬の米作り

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JR総武本線の都賀駅近くの市街地に奇跡的に残された隠れ家のような谷津田で、無農薬、無化学肥料のお米を作ります。農業ではありません。年齢、性別問わず、誰もが自分らしく学び、楽しめる… もっと読む
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3月21日の田んぼ

3月21日の田んぼ

2月に入り水を張ってから1か月半くらい経った。

気温が高くなって1番田んぼのアオウキクサがかなり増えてきた。

不思議なことに左側の2番田んぼもアオウキクサがあるんだけどそんなに増えてない。

水は2番田んぼに入ってから1番田んぼに流れるようになってるので1番田んぼの方が水温が高いのか?

ネットで調べてみると、アオウキクサは水中に酸素を供給する、水を浄化するなどの効用がありますが、増えすぎると

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3月7日の田んぼ

3月7日の田んぼ

今年は耕さないと決めたので、2月に入って水を張ってしまったらあまりやることがない。畦の雑草もまだ伸びてないし。たまに水位を確かめたり、雑草や生き物の様子を見るために田んぼに行く。

水位は安定してる。

1番田んぼの出口の水門からは勢いよく水が流れ出している。ここの地下水は驚くほど潤沢なのだ。こんな条件の良い場所は貴重だ。きっと大昔から田んぼだったに違いない。

緑の小さい粒々はアオウキクサという

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2月8日の田んぼ

2月8日の田んぼ

2月1日土曜日に2番田んぼの水を堰き止めて水張りを開始したんだけど、初めてのことなので、どのくらいの時間で水が満たされるのかやってみないとわからない。

翌日の日曜日はトレランレースで田んぼに行けず、近所に住む田んぼ仲間に偵察に行ってもらったところ「残念なお知らせです」とLINEにメッセージ。水門から水漏れしていたとのこと。水位が上がると水圧が高くなるので弱いところが破れて水が流れ出す。一旦水が流

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2月1日の田んぼ

2月1日の田んぼ

1月19日に2番田んぼと池の間の畦に新たに設けた水門の具合を見に田んぼへ行く。

ちゃんと水が流れてる。

当然、池に水は溜まってない。

これで2番田んぼの水の出口を塞げば2番田んぼだけに水が溜まるはず。ホンマに溜まるのだろうか? ちょっと不安。試しに溜めてみよう。溜めてみないと田んぼが水平なのかどうかもわからないし。

排水口は4箇所。内1箇所は1月13日に水門を設置してあるので堰を下ろすだけ

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1月19日の田んぼ

1月19日の田んぼ

今日は、先日準備した畦シートと水門を田んぼと池の間の畦に設置する。畦は30m近い長さなので大変そう。Facebookでイベントを立てて応援してくれる人を募っていたので、午前中は7人、午後は5人集まる。感謝!

畦シートを広げる。なにせ長いもんだから人手があると助かる。

畦際にシートを添わせて差し込んでいく。池側は泥が深いので手でじわっと押さえるだけで沈み込む。最初は垂直に立てて差したら、畔の土が

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1月13日の田んぼ

1月13日の田んぼ

外出の予定が急遽中止になったので、田んぼへ。

この田んぼの広さは1.3反と聞いてるが、きれいな四角形じゃなくて変形してるのでどういう広さなのかピンとこない。なので30mメジャーを買って主要な長さを測ってみた。測りながら、水のことを考えてみた。

田植えまでの間に田んぼに水を張るのだけど、水はどこから入れて、どこから出すか?

水は高いところから低いところへ流れるので、水が漏れないようにするにはど

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12月21日のたんぼ

12月21日のたんぼ

11月17日に二番穂を刈った後、1ヶ月ぶりの田んぼは、冬だけあって雑草が伸びることもなく大きな変化は無い。なので台風15号で倒壊したまま放置していた物置をようやく片付けた。

これが倒壊した物置。柱が倒れてぺしゃんこ。

倒れた屋根を起こして反転。

水捌けの悪いところなので屋根を下敷きにして物置きに。

倒れた柱とか割れた竹などを燃やして処分。暖かくて火のそばを離れられない。

そうこうしてるう

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11月4日の田んぼ

11月4日の田んぼ

前回に引き続き溝掘りをやりました。

前日の夜に雨が降ったのであちこち水が溜まってましたが、前回掘った溝を水がしっかり流れていたので水路を設けた効果はあると思う。

効果を拡大するためにさらに溝を掘ります。

ちなみに手前の男性は我が息子です。

ここのところ週末のお天気が良くなかったので、この日の秋晴れは本当に気持ちよくて、キツい溝掘り作業も決して辛くはない。

溝掘りもようやく目処がついたとこ

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10月20日の田んぼ

10月20日の田んぼ

そもそも谷津田は水が溜まりやすい。ここのところ大きな台風が二つも到来して大雨が降ったので、稲刈り後の田んぼだというのに薄っすらと水が張ったような状態。二番穂がだいぶ伸びて刈らなきゃと思ったものの、水浸しでは刈払機が使い辛い。

というわけでまずは水をなるべく抜くために水路を掘ることに。

こうやって鍬(くわ)で土泥をすくっては畦(あぜ)へ積み上げます。なかなか重労働。独りだと気が遠くなるような作業

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