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甲辰、還暦、定年退職、そして白龍に出逢う

今年は甲辰。ネットで調べると、色々出てくる。

『この甲と辰の組み合わせはとても力強い組み合わせです。甲は十干の始まりにあたり、生命や物事の始まりを意味しています。また、辰は草木の芽生えや大きく育った樹木といった成長を感じさせる意味をもつようです。
 つまり、甲辰の年は陽気で積極的なエネルギーに満ち溢れ、新たなサイクルの始まりと創造性が融合する、そんな力強く魅力的な年といえます。』


そんな甲辰の1月15日に還暦を迎える。還暦も調べてみると色々書いてある。

『還暦をむかえるということは、「新しい生まれ変わり」という意味なのです。それは、古代中国から来た考え方で、十干十二支の組み合わせは60通りあり、ちょうど自分が生まれた年は、また60年経つと同じ干支が繰り返されるのです。』

そんな甲辰の還暦の3月31日をもって35年勤めた会社を定年退職した。一つの会社に35年も勤めるなんて今の時代じゃ考えられないこと。自分が入社した平成元年はバブル真っ只中でとにかく忙しく、先輩方の中には昭和の勇者みたいな方が会社のために休日も出社して頑張っていた。36協定などなかった時代、当たり前のように80時間くらい残業してた。ただし残業代は全てついたので安月給の新入社員にはありがたかったのだが・・・

その後、バブルがはじけて失われた30年と呼ばれる時代を迎える。仕事を取り巻く環境や価値観も大きく変わって、アメリカ式で株主と社員どっちが大事みたいことが取り沙汰されて、派遣社員が増えて、過労が問題になり、残業管理がものすごく厳しくなって、〇〇ハラといったあらゆるハラスメントに会社がピリピリしてる。近頃はリスキングが大事とかで何歳になっても学び直しが求められる。今、思えば平成というのはそんな激動の過渡期でしかなかったのでは。昭和的とか令和的と言っても平成的と言わないのはそういうことじゃないかと思う。

そんな時代に定年退職を迎えたわけだが、60歳定年など何の意味もないではないかと思ってしまう。一律に給料を下げるためだけに残っている昭和の制度ではないのか。社会変化に制度がついていけてない・・・

そんなことも決してネガティブに感じてるわけじゃなくてむしろチャンスなのではないかと思ってる。やり掛けのプロジェクトがあるので嘱託社員として仕事を続けるが気持ちはやりたいことが尽きないのでまだまだポジティブだ。

3月31日に定年退職祝いに嫁さんと房総のいすみに向かう途中に立ち寄った笠森観音で白龍に出逢う。甲辰なので龍🐉にはずっと意識を向けてたけど白龍は想像してなかった。

白龍も調べてみると色んなことが書いてある。

①願い事が叶うスピードが速い
②金運・財運を司る
③幸運や成功の象徴

お金とか成功とかはそんなに求めていないけど

色々な願いが叶いますように。


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