採用戦略における「求める人物像」
新卒採用戦略に携わっている先輩の話が興味深かったので、
まとめてみた。
【〇社の採用したい人物像】
前提:新卒(中途はスキルセットどうしても重視されるが、贅沢を言えば同じ内容を重視したい)
MUST条件:
①素直
1、他人の意見を一度受け止めることができる
2、他人の気持ち、考えを想像できる
②当事者意識ある
1、困っている人、事を見ると、放っておけない
2、俺がやらなければ、という使命感を持っている
③グロースファクターがはっきりしている
1、「自分はこういう理由で頑張れる」が明確にある人
(本人がそれに気づいているかはMUSTではない。採用者が気づければok)
WANT条件:
①思考忍耐力
1、納得するまで「なんで?」と繰り返し考え続けられること
②課題設定力
1、課題理解力
2、課題分解、生理力
3、ボトルネック特定力(本当にすごい人はいきなりここを掴める)
その他:
Q:ひねくれものはどう対応する?
A:ひねくれものは基本2種類しかいない。
①ひねくれているが、人の気持ちや周りの考えが見えている人
②ひねくれており、結果周りが見えず自己愛でいっぱいいっぱいの人
ビジネスの世界において、後者を採用しても、チームの中で活躍することは難しい。
Q:求められる素直さって、どうすれば身につく?
A:素直な人は雑に分けて2種類いる。
①育ちが良く、志高い。ノブレスオブリージュ。
②苦労して育っているが、それを乗り越え強かに生きている。
日本では、①は圧倒的に少数。②が多い。
なお、②で乗り越えられない人は、素直じゃないひねくれもの。
Q:優秀な人とは、どういう人?
A:「論理的思考」と「人の気持ちを察する」ことが、両方できる人。
IQとEQ、義理と人情両方持って、優秀。
どちらかがたけている人は多くいる。両方持つ人は本当に少ない。
Q:優秀な人は、どこで出会える?
A:採用の時点から見つけようと思っていても遅い。
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