宮崎悠 / GraphicDesigner

301 Inc. CCO / Directorとして新しい働き方やクリエイティブプラットホームを設計。 並行してフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動。コンセプトや気分を視覚情報に翻訳・要約する。 www.y-myzk.com / www.301.jp
固定されたノート

お仕事のご依頼について -宮崎悠のこと

はじめまして。グラフィックデザイナーの宮崎悠と申します。
現在の自分のできることや、やりたいことを中心に簡単にまとめていこうと思います。あえてできること(スキル)だけでなくて「やりたいこと」も書くのは、仕事はスキルを貢献に変えるのも大事ですが、やっぱりやりたいことをやるのが、依頼側も受ける側もハッピーだし、パフォーマンスも上がると思うのです。

ご連絡はDM、または以下のアドレスまで宜しくお願いし

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「完全なるオリジナリティ」は存在するのか?

昔、バンドを一緒にやっていたメンバーと飲みながら「完全なるオリジナリティは世の中に存在するのか?」という話で夜中まで討論になったことがあった。
その時、僕以外の2人は「存在しない」というスタンスで、僕が唱えたのは「人は唯一無二なんだから、誰かから影響を受けたとしても『自分』というフィルターを通している以上、結果的にそれは唯一無二のオリジナルである」という説だった。

まぁ双方どちらにせよ同じことを

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「スタンバイ」の質がクリエイティブの良し悪しを決める

何度でも言うが、「物を作る」なんて字の通り“造作もない”ことだ。創作においては、作るフェーズよりも圧倒的にスタンバイの方が大事なのである。
そしてそのスタンバイの質はダイレクトにクリエイティブの質に繋がるのだが、その理由とスタンバイの質を上げる方法を書いてみた。

「顔に見える場所」を撮る写真課題の意図

多摩美の学生の頃、写真家の十文字美信先生の課題で「顔に見える場所を撮る」というものがあった。

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時間は作り出す話

レイモンド・カーヴァーの小説「僕が電話をかけている場所」の中で、繰り返し思い返す場面がある。ずっと頭の中でリフレインしている、ひとつの台詞。

アルコール依存で施設に入っている主人公の「僕」が、同じ境遇のJPという男と療養所のフロント・ポーチで話し込んでいる。
JPの最愛の妻は、夫とのとりかえしのつかなくなった関係を解決する方法のひとつとして、新しいボーイフレンドを見つけるというやり方をした。

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「感覚」とは100万回繰り返したロジックである

「なんか良い」「なんか悪い」という感覚がある。
そんなことをミーティングの場で言ってしまえば、「ハッキリした理由を言えよ」と槍玉にあげられ、誰かの論理立った主張の元に淘汰されることもしばしばだ。
だが、本当にそれでいいのだろうか?論理によって感覚を安易に押し除ける前に、ふと疑問を持って欲しいと僕は思うのだ。

小学生の時の学級会で、こんなことがあった。レクリエーションに関して討論する場面。「ドッ

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人間はそんなに優秀ではない

物の数が少ないのが美しいのではなくて、あるべきものがあるべきところにある状態が美しいのだ。デザインやレイアウトも然り。
ミニマリストとは単に物を持たない人ではなく、「でもそうやって人間が完璧に管理できるものの数って、実はそんなに多くないよね」という主義者のことを指すのだろう。

シンプルな思考は礼賛されるべきだが、実はそれは「多くのものを管理できるほど人間は優秀ではない」というひとつのシニカルな答

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