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リーダーが楽になることは一生ない

ベンチャー企業の社長と一緒にお仕事していると、「社長を楽にさせてあげよう!」みたいな話がたまーに出ます。(本当にたまーにです)

自分も今、社長ではないのですが、リーダー(トップ)をやっているので、そうしていただく側にいると考えた時に、実はこの「楽にさせてあげよう」ってちょっと違和感があるんですよね。

正しくは、「社長がやるべき仕事に集中できるようにする」というのが最近の考えです。

社長じゃなくてもできる仕事はあるけど、社長しかできない仕事っていうのもあって。
お金、営業、接待、などなど…会社によって役割はまちまちだと思いますが、上じゃないとできないことがある。
だから、社長じゃなくてもできる仕事を下が請け負う、無駄な仕事を省くというのが、正しい表現かなという気がしています。

正直ベンチャーは特になんですが、結構できること多い人って少なくない気がしていて。(得意不得意はあるものの。)
そら、上が出てきて話つけた方が早いし、常に稼働している人が対応した方が早いんですが、それじゃ物理的に体が持たないし、時間も足りない。チームも成長しない。

だから、分業していくのがチームビルディングの正解だと思っています。
(社長ができないことを他に任せるとか、外部委託するのも含む)

会社の規模はなんであれ、楽な社長なんてどこにもいなくて。
本当の意味で楽している(仕事がなくて暇している)社長がいたらそんな会社とっくに潰れているはずです。
常に忙しいし、常に手足を動かしているし、常に社員やスタッフの生活を負っている。

ベンチャーにいた時に「社長が少しでも楽になるように考えて動いてほしい」みたいなことを同僚に言われたことがあるのですが、正直すごく私情が入っている印象を受けて。(本人にそのつもりがないのはよくわかっている上で)
あくまでも仕事だから、現場がうまく回るように、運営ークライアントーお客様の全員が快適に過ごせるようにするのが目的で。社長を楽させたいかどうかは主観的だな、と。

てか、そういう仲間内で傷を舐め合うのは会社ではなくサークル。(もちろん、仲間との協力も気遣いも支え合いも大事ですよ!!!!!あくまでも、内側で終わってしまってはダメだよねって話です)

楽してください!っていうお気持ちは大事にしつつ(普通に気遣ってくれるのは嬉しいからね!)「みんながハッピーになるには、三方よしが成立するには、会社の価値観を体現するには、自分がどういう役割を担うべきか」というのを、心に留めておくのがいいのかな、というお話でした。

自分も今はトップに立っていて、スタッフの中では働き方の都合上、1番PCを触れる時間が長いんです。
だから、対応できる時間も2人より長い。これは本当にスタッフの皆さんには気負いしてほしくなくて。

だって、PC開きっぱなしで、連絡ツールも見ているから、今手が離せません!っていう時間が、比較的少ないんです。(最近は業務効率を上げるため、作業中の連絡ツールの確認は少し頻度を抑えてますが)

絶対に触れない時間がトータルで少ないんですね。だから、全部任せて!ってするとおそらく潰れるんですが笑(チームも育たない)

そういうライフスタイルだから、と受け入れていただいた上で、各々が抱える業務を把握して全うしていけたらいいなと思っています。

さて、主催している、ダンスイベント『花びらき』出演者募集の締切まであと8日となりました。

ぜひぜひお待ちしています!やった後悔はないけど、やらない後悔はある!


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