ゆうさん | 旅から社会を見つめなおす

夫と世界一周ハネムーン完。旅と家族とインクルージョンに興味があります。 学生起業→リク…

ゆうさん | 旅から社会を見つめなおす

夫と世界一周ハネムーン完。旅と家族とインクルージョンに興味があります。 学生起業→リクルート→LITALICO→ESGコンサル(now) 夫に出逢ってから、キャリアとプライベートを融合する幸せを見つめ直しながら生きています。 夫婦での旅の経験をインスタ&YouTubeでも発信中。

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【世界一周から帰国しました!Our 1 year World Trip has just completed!】

2023年8月31日、1年間の世界一周ハネムーンから帰国しました! 54カ国およそ130都市+南極を巡った旅、出発した日からちょうど365日でした。 1年前には見たこともなかった世界中の景色。 それをこの1年かけて、自分の足で歩き、世界地図にある大陸や国、山、砂漠、海、氷、そこに生きる動物や人々、その存在をひとつひとつ確かめるように、旅をしてきたんだなぁ、と、達成感というか幸福感というか、でもちょっとセンチメンタルな、なんとも言えない気持ちで胸がいっぱいです。 どこまでも

    • 「陽気さ」の秘密は〇〇の中に。山・食・人すべて最高の国【アルゼンチン🇦🇷】17/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

      2022年12月。 アルゼンチンに降り立った。 1年間の世界一周の半年間を過ごすことになった中南米の旅が、ここからはじまったのだ。 世界最南端の都市ウシュアイア*から南極クルーズの旅を終え、世界一周でわたしが一番楽しみにしていたパタゴニアのトレッキングをしながら北上し、南米のスイスと言われるバリローチェで年越しをした。 (*正確には数年前にチリのプエルト・ウィリアムズが集落から市に昇格したことで、世界最南端の街の称号は奪われてしまったが、今でもウシュアイアはFin del

      • 世界を旅した私が、サステナビリティコンサルになる理由 #ポスト旅人キャリア

        世界一周の旅から帰国して7ヶ月。 2024年4月から、サステナビリティ・ESGコンサルタントとして某監査法人に勤務することが決まった。 旅を経て、どんな思いでこのキャリア選択に至ったのかを綴ってみようと思う。 はじめに世界一周後の旅人を見ていると、いろいろなキャリアの歩み方があるようだ。 代表的なものとしては、 ・日本で会社員に戻る ・フリーランスに転身 ・海外ノマドワーカー ・ワーホリや現地就職などで海外移住 ・リゾバ などだろうか。 最近は日本の安月給や停滞感に

        • 【退職エントリ】LITALICOでの取り組みと、3年で得たこと

          2024年3月末をもって、株式会社LITALICOを退職いたします。 2020年9月に入社し、旅人生活によるお休み期間をのぞき、足掛け3年ほど勤めました。 多種多様な仕事を通じて、スキルも価値観も磨いていただいた期間でしたので、振り返りをしたいと思います。 ◾︎LITALICO入社の経緯前職のリクルートキャリアでは、求人広告の首都圏営業をしており、2年間で営業の基礎をとことん鍛えてもらいました。 営業の最前線で顧客課題に向き合う経験をつんだ上で、より社会課題に近い事業づく

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          変化する石油王国〜サウジ人の暮らしと母の愛の話。【サウジアラビア🇸🇦】16/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          アラビア半島の大部分を治める巨大な王国、サウジアラビア。 イスラム教の二大聖地を擁する、イスラム世界の中心的な存在だ。 2019年に日本を含む49か国に初めて観光ビザが解禁されるまで、その姿は私たちのような一般市民に対しては謎に包まれていた。 足を踏み入れるまで、私のサウジアラビアへの印象は ・相当敬虔なイスラム教国家 ・女性は皆両目以外の全身を真っ黒の布で隠している ・店や施設は男女の入り口が全て分かれている といった厳しいイスラム教のイメージが強く、 他に知っている

          変化する石油王国〜サウジ人の暮らしと母の愛の話。【サウジアラビア🇸🇦】16/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          お酒が飲めて、自由な服装。イスラム教戒律の"緩さ"の裏にあった、深い教え。【バーレーン🇧🇭】15/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          W杯の賑わいに後ろ髪をひかれながらカタールを後にし、やってきたのはバーレーン。 バーレーンはカタールよりもさらに小さい、奄美大島ほどのサイズの、ペルシャ湾に浮かぶ島。 サウジアラビアとの間には全長25mのKing Fahd Causewayという橋がかけられており、私たちも一度カタールからサウジアラビアのダンマームへ降り立った後、この橋をヒッチハイクで渡りバーレーンへ入国した。 さて、非常に敬虔なムスリム国家として知られるサウジアラビアと繋がるこの島国は、実は湾岸のイスラ

          お酒が飲めて、自由な服装。イスラム教戒律の"緩さ"の裏にあった、深い教え。【バーレーン🇧🇭】15/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          W杯開催国カタールは、どれだけお金持ちなのか?【カタール🇶🇦】14/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          2022年11月。 森保ジャパンがドイツとスペインに対し歴史的勝利をおさめた感動のカタールW杯。 観戦しました✌️ W杯は世界最大のスポーツの祭典というが、その熱気はドーハの空港に着いた瞬間、いや、着く前からすでに感じられた。 イスタンブールtoドーハ便では機内ですでにメキシコ観客勢がメキシカンハットをかぶって着陸前から歌っていたくらい、人々は浮かれ気分だった。 イミグレを通過し外に出ると、出場国の国旗を掲げた鼓笛隊グループのような人々がパフォーマンスをしていて、空港ロ

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          女性は〇〇を食べてはいけない〜アフリカ最古の王国の男尊女卑文化について【エスワティニ🇸🇿】13/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          約2ヶ月に渡るアフリカ縦断もラスト1カ国。 最後の国はエスワティニ。 旧名はスワジランドだったが、2018年独立50周年記念式典に国王が突然国名の変更を発表し即日で国名がエスワティニとなった。国民は本意でない人もいるのか、会話していると自分の国を未だに「スワジランド」と呼んでいる人も多かった。 アフリカ最古の王国の一つと言われ、今でも国王の権力は非常に強く、すべての店に国王の写真が貼ってあった。正確に言うと写真の通り3セットの写真がどこにでもあって、一番上が国王ムスワティ

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          帽子着用率90%超?アフリカにある『天空の王国』とは【レソト🇱🇸】12/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          この国旗の国を知っているだろうか。 答えは、「レソト」。 アフリカ大陸の南部、南アフリカの中にポツンと存在する小さな国で、アフリカ最貧国の一つだ。 国旗のポイントは、 真ん中にあるマーク。 これはレソトの伝統的な帽子である。 そう、この国は帽子大好きな国で、 国民の90%は帽子をかぶっている。 といっても、伝統帽子をかぶっている人は少なく、 キャップやニット帽など、みんな今どきの帽子をかぶって生活しているのだ。 そんなユニークすぎる国、レソトの珍道中を振り返る。

          帽子着用率90%超?アフリカにある『天空の王国』とは【レソト🇱🇸】12/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          ケープタウンに存在する無自覚なバイアスと特権性について【南アフリカ🇿🇦】11/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          アパルトヘイトという言葉を聞いたことがあるだろう。 かつて南アフリカで国家規模で行われた人種隔離政策。 白人と非白人を明確に区分し差別した凶悪な政策が廃止されたのは1991年、わずか30年前のことだ。 戦前の植民地政策の系譜から白人優遇が続いたアパルトヘイト期間に、南アフリカには多くの白人が住むようになり、今でも人口の10%は白人なのが、この国の特徴だ。 もう一つ、南アフリカの特徴といえば、経済大国であること。 アフリカのサハラ以南の全GDPの20%を占め、アフリカ経済

          ケープタウンに存在する無自覚なバイアスと特権性について【南アフリカ🇿🇦】11/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          世界一美しい民族が暮らす大地で【ナミビア🇳🇦】10/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          初上陸したアフリカの11カ国はどこも最高に大好きな思い出で溢れているが、その中でも1カ国だけおすすめするならどこと聞かれたら、ナミビアと答えるだろう。 レンタルした4×4車に乗って縦横無尽に駆け抜けた2500キロのロードトリップは、世界一周でトップ3には入る最高の7日間だった。 そんな美しいナミビアの旅を写真で振り返りながら、この素晴らしい国に暮らす人と動物と、広大で輝かしい自然をみなさんに紹介したい。 ◇世界一美しいヒンバ族の姿 世界一美しい民族と言われるヒンバ族を

          世界一美しい民族が暮らす大地で【ナミビア🇳🇦】10/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          アフリカの宿紹介&バックパッカー必需品【ザンビア🇿🇲ジンバブエ🇿🇼ボツワナ🇧🇼】| 7~9/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          アフリカ縦断中は、ほとんどをバックパッカー宿で過ごした。 ザ・バックパッカー宿というものをアフリカに入ってから初めて体験したのがザンビアだった。 思い返すとザンビア〜ボツワナで滞在した宿は珍事も含めて思い出があるので、アフリカのバックパッカー宿の様子の紹介も兼ねて書いてみようと思う。 ジンバブエについては、ザンビアのリビングストンから日帰り入国したので、ここではザンビアの宿2つと、ボツワナでの宿1つを振り返る。 ◇Lusaka Backpackers @ザンビア・ルサカ

          アフリカの宿紹介&バックパッカー必需品【ザンビア🇿🇲ジンバブエ🇿🇼ボツワナ🇧🇼】| 7~9/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          【タンザニア🇹🇿】当たり前は、当たり前でない| 6/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          アフリカの楽園ザンジバル島と、首都ダルエスサラームを巡ったタンザニア滞在。 ダルエスサラームは、ネット上では世界凶悪都市の一つと言われており、昨今も邦人被害のニュースが聞こえてくるような場所だが、こちらも夫の徹底したリサーチと、目立たぬ格好で貴重品はズボンの中にしまうなどの基本対策の甲斐もあり、また現地駐在中の夫の先輩にお世話になれたおかげもあって、特にトラブルなく滞在することができた。 タンザニアの何が面白かったかと言われれば、文化の多様性だろう。 多様という言葉では到

          【タンザニア🇹🇿】当たり前は、当たり前でない| 6/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          【ルワンダ🇷🇼】スラムの女性たちに教えられたこと| 5/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          4カ国目のケニアにいる時、隣国ウガンダでエボラ出血熱がちょうど発生し、陸路でウガンダからルワンダに向かうつもりが難しくなったため、一時は諦めかけたルワンダ。 アフリカ経験のある友人から、ルワンダはケニアともウガンダともタンザニアとも違う国だし、ぜひ行ってほしいという言葉に背中を押され、航空券代6万円の追加出費が出たが行くことにした。 結果、ルワンダを逃していたら私の世界一周の気づき10%ほどは失われていただろうというくらい、行ってよかったと思える国だった。 ◆アフリカで

          【ルワンダ🇷🇼】スラムの女性たちに教えられたこと| 5/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり

          【ケニア🇰🇪】凶悪都市とマサイ村の本当の姿は|4/54カ国目|世界一周ふりかえり

          人生初のアフリカ大陸。 ずっと未知の世界だった。 マサイ族?サファリ? 最後のフロンティア?IT発展? 日本にいるといろんな伝えられ方があるが、 実際はどんなところなのか、それを知りたくてたまらなかった。 ◆凶悪都市と名高いナイロビ 首都ナイロビは、世界三大凶悪都市と呼ばれるほど、治安へ最大の警戒が必要と言われている。 移動は基本Uberタクシーでなければいけないし、欧米人やアジア人が不用意に外を歩いたりしてはいけない。 Uberの車の中でも、ドアのロックは必須。

          【ケニア🇰🇪】凶悪都市とマサイ村の本当の姿は|4/54カ国目|世界一周ふりかえり

          【インド🇮🇳】ついに、アレに襲われた。| 3/54ヶ国目:後半戦デリー | 世界一周ふりかえり

          インド前半戦は👇 - 後半戦 デリー、グルガオン、アグラ ラダックから、デリーへ戻ってきた私たち。 グルガオンに駐在中の日本人夫婦邸にお世話になりながら、かの有名なタージ・マハルを見に行くなど楽しんでいた私たちだったが、ついにアレに襲われた。 食中毒だ。 ストリートフードは食べない、 購入する水は蓋が開けられていないかチェック、 歯磨きは歯ブラシの洗浄さえもペットボトル水、 シャワーは口に入らないよう顔を下に、など できる限りの対策を徹底したはずだが、 全てをすり抜

          【インド🇮🇳】ついに、アレに襲われた。| 3/54ヶ国目:後半戦デリー | 世界一周ふりかえり