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【インド🇮🇳】ついに、アレに襲われた。| 3/54ヶ国目:後半戦デリー | 世界一周ふりかえり

★世界一周3ヶ国目、インド
★滞在日数:2022年9月14日〜26日(12泊13日)
★かかった金額:¥135,555 /2人

インド前半戦は👇

- 後半戦 デリー、グルガオン、アグラ

ラダックから、デリーへ戻ってきた私たち。

グルガオンに駐在中の日本人夫婦邸にお世話になりながら、かの有名なタージ・マハルを見に行くなど楽しんでいた私たちだったが、ついにアレに襲われた。

食中毒だ。

ストリートフードは食べない、
購入する水は蓋が開けられていないかチェック、
歯磨きは歯ブラシの洗浄さえもペットボトル水、
シャワーは口に入らないよう顔を下に、など
できる限りの対策を徹底したはずだが、
全てをすり抜けて私たち夫婦を襲ってきた。

おそらく、少し綺麗めなカフェに入って注文した
チョコパフェの氷が悪かったのではないかと推測している。

私も夫も腹痛と下痢に襲われ、日本から持ってきた薬も全く効かない。

不幸なことにその日はグルガオンの超快適友人ハウス
(朝晩優しい日本食を出してくれた)を出て、
デリー中心部の安宿に泊まる日。
この旅で初めてのドミトリー泊の日だった。

吐き気と腹痛でヘロヘロになりながら、
やっとのことでたどり着いた宿の部屋は、
インターナショナルな場所を選んだはずがまさかの90%インド人。

みんな良い人だったんだが、体調悪そうな私たちに
気にせずハツラツと話しかけてきたり、アニメ大好きの青年は
大興奮で寝ている我々を起こして写真を求めてきたり・・・・・
通常運転の私たちなら、喜んで受け入れられたのだが、
何せ私たちは絶不調だ。

部屋は冷房がガンガンで、トイレシャワーは匂いがきつい。
アジアによくある排水の匂いだ。
夫は一晩で熱が40度近くまで上がり、私は脱水症状で立ち上がれない。


これはいかんということで、病院へ。
幸い、近くに保険会社指定の大病院があったが、
その日は日曜で国際外来がやっていないとのこと。
歩き回って救急外来へやっとの思いで辿り着き、
点滴を受けることになった。

救急外来の廊下で点滴を受ける我々

ようやく、落ち着ける・・・・。
点滴を受けながら寝ていたのも束の間、看護師がやってくる。


「ランチはカレーでいい?」


???


ランチ出してくれるのね、ナマステ。
でも、カレー?

周囲を見るとほとんどの患者がカレーを食べている。

いや、私たちお腹を壊しているのですが。

おかゆとか、そこまではいかなくとも、なんかないのか?刺激の弱い優しいフードが。
病院食までカレーなのかこの国は。


これが"カルチャーショック"というやつだ。
私は今カレーを絶対に食べられない。


他にメニューがあるか聞いて、
チキンスープとサンドイッチがあるというのでそれをお願いした。
ギリギリセーフ。

出してもらった病院食


気づけば3袋くらい点滴を打っていたようだ。
相当弱っていたらしい。
少し回復してきて、もう帰って良いと言われた。
そこからがまた長い。

点滴の管は外されたが、手の甲に針が刺さったまま30分くらい待つ。

針が痛いので抜いてくれないかとお願いするのだが無理だという。

どうやら、お金を払わずにそのまま帰るヤツがいるから、
支払いが完了するまでは針を刺したままという仕様なようだ。


カルチャーショックアゲイン。


支払いを済ませ、よくわからないがたくさんの薬を処方してもらい、
さあ帰ろう、というタイミングで、さっき見てくれてた医者が二人やってきた。そういえば一人はなぜか白衣でもなく、ただのジーパンとTシャツだった。


「写真を撮ろうゼ!」


カルチャーショックアゲイン アンド アゲイン。


日本人が病院に来たぜ!パシャ📸

何故か途中から私たちを担当しだした私服ドクター


いやーどこまでもおもろい。。。。
タージ・マハル観光より100倍面白かった。


そんなわけで40%ほど回復し、仮眠をとり、
本調子ではない、というかまだまだ気持ちが悪い中、
その夜、私たちはアフリカ大陸へ向かうことになるのだった。
(本記事のサムネイル画像は、空港までの駅で再度ダウンするわたし)

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