27:38～　和泉(井浦新)が職場で武川(眞島秀和)のSNSのつぶやきを見ているシーン。
つぶやきに「あの人の心のスキマスイッチ」といつ言葉が出てきていて、2月14日(水)に主題歌「Lovin' Song」のMVを公開直前に「武川さんが俺らのことをつぶやいているのが出て来て嬉しかった」と鍵盤担当の常田さんが話していた。
和泉はつぶやきを見てなぜか怖いと話していたが、引き出しに春田に向けたチョコレートを隠し置いていた。
…だから、和泉はいつなぜ春田を好きになったのかいまだによく分からないので、違和感を抱きながら見ていかざるを得ないが。
そのときに春田(田中圭)が出社し、引き出しを閉めながら、おそらくアドリブで慌ててごまかしている表現をしていた。
　和泉が菊様(三浦翔平)が家から出ていったことを話したとき、春田は5話の菊様の言葉を回想する。
『好きになってもらえるわけないのに。この旅行が終わったら和泉から離れようと思います』
「それって和泉さんのせいではなくて？」と話す春田だが、首をかしげる和泉に対して、それ以上は言えないと思ったのか「明日の結婚式で菊さんとちゃんと話した方がいいと思います」という、とても良い助言をしていた。
助言まで少し言いよどみ悩む春田の表情はさすがだと思った。

29:19～　本社1階エレベーター内で牧(林遣都)と武川(眞島秀和)が会うシーン。
明日は二人を祝福すると言いながらも、期日前バレンタインだとチョコレートを渡そうとする武川。
何チョコ？と聞く牧に対し、「史上最高の元カレであり、それは未来永劫変わらないということだ」「お前に対する愛の灯火は誰にも消すことなんて出来やしない。ハッピーバレンタイン」と話す武川に「はい？」「重い」と答え、牧は受け取りを拒否するが「お前の意思など関係ない。ただ受けとればいい」とまで武川は言ってしまう。
そこでエレベーターが遅いことに気づいた牧に「(ボタンを)押してないからだ」と答える武川と押し問答に。
ここは牧と武川の一連の巧妙なやり取りがとても面白かった。

30:34～　武川とのやり取りにやっと解放されて出勤した牧。マロ(金子大地)と後輩が急に叫ぶ。部内スケジュールに会長との打ち合わせが結婚式のある翌日午前中に変更されているという。
この規模の企業では通常役員へのプレゼンが必要になる場合、打診もなくいきなりのスケジュール変更はない。中止や延期はよくあるが。天空不動産は大丈夫な会社なのかとまた思ってしまう。

30:59～　春田と和泉のポスティング業務のシーン。春田は翌日の結婚式のためか休みを取っているので直帰する。
春田に声をかけた和泉は鞄の中に手を入れるが、手品の振りをしてごまかし「明日おめでとうございます」と言う。鞄の中には用意していたチョコレート。いつなぜ春田が好きになったのか分からないとはいえ、切なさが伝わってくる。

→10に続く。