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指人形、はじめましたの行為と記録 Vol.113「ハーブティー仕込み中」

ゆびにん制作日記(2023.11.13 - 11.19)
11/13 (月)
 甘噛みホオジロザメ少し進める。
11/14 (火) - 19 (日) ティーポットシリーズのハーブティー系7種を制作。
前々から定番化させたかったものの、作り方が定まっていなかったので今回統一。
胴体パーツのベースのみ完了。

今週観た映画
MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(感想

今週読んだ本
エゴイスト/浅田マコト(小学館)

読了。
映画を観て原作も読んでみたいと思ったので借りました。映画化が発表された当初、図書館にないのかなーと思って蔵書検索で探したんですが、その時は著者名を「高山真」で検索していたのでヒットしなかったんですよね…別名で出版されていたとは。単行本から文庫本になる時にタイトル変えられてわかんなくなるみたいなもんですね…
映画を観た時にも思ったし、原作を読んで改めて思ったのは「自分のエゴでやったことだとしても、相手が愛だと受け止めればそれは愛」ってことでした。その逆も然り。
松永大司監督は、私が『ピュ~ぴる』や『オトトキ』から感じた以上に素晴らしい手腕の持ち主だったようで、原作を読んでいて映画を再鑑賞している気分になりました。言動をそっくりそのまま映画にしているわけではないのに、原作の雰囲気と映画の雰囲気がとてもよく似ているんです。原作とは似て非なる雰囲気になってしまう映画がほとんどなので、ここまで似せられるなんて一体どうやっているのか不思議でした。鈴木さんと宮沢さんと阿川さんが上手かったって言うのもあるんでしょうね。
あと、原作を読んだことにより補完された部分も結構ありました。3年も付き合ってたんだってこととか、主人公のお母さんと龍太のお母さんの相似点とか、主人公に友達がたくさんいることとか…龍太が亡くなった時に主人公の友人夫妻なんて出てきたっけな…と思ったりしたので、映画ももう一度観たいです。確か出てきてなかったと思うし、原作ではあそこの部分が一番好きだったので残してほしかったなあ…映画を観た方にはぜひ原作も読んでいただきたいです。
「龍太の母親」が急に「母」になるところとか、小説の書き方としてめちゃくちゃ良いなと思った部分もあったりして、遺された小説がこの1作というのが残念でなりませんでした。

冬の本(夏葉社)
読んでいる最中。
84人の方が「冬の本」と聞いて連想する本について書いている本。
以前ヴィレヴァンで見かけて気になっていたら、今月下旬に点滅社から発行される『鬱の本』がこちらの本にインスパイアされて作ったとの話だったので借りてみました。(ちなみに鬱の本は予約済み・気になる方はリンク先からどうぞ)
1人につき見開き1ページなのでささっと読めそうに思いますが、毎ページ文体も作風も異なるため、都度頭と気持ちの切り替えがいるので、意外とこういう本の方が時間かかるんですよね…


今週観たお笑いライブ配信
よしおかの部屋(11/18開催)

シンクロニシティが毎月開催しているライブ。
前半に1組1ネタ披露し、後半はMCはよしおかさんのトークコーナーで、西野さんはよしおかさんより前に出てはいけないというルールがついています。
9月はさんさんず、10月はオダウエダ、今月はカゲヤマがゲストの予定だったのですが、M-1の準々決勝に残ったサブマごり押し(小籔千豊さん、ムーディ勝山さんのコンビ)が今からでもネタが出来るライブを探しているという噂を聞きつけた西野さんがオファーしてゲストが2組になりました。
前々回も前回もゲストがたくさん喋るライブになっていましたが、今回は小籔さんがいたので小籔さんが回しつつエピソードトークもしていました。カゲヤマ、ムーディさん、シンクロニシティが目立つ場面が均等にあって、上手いこと全員が面白い感じになっていたので、さすがは小籔さん…と思いました。
相変わらず予期せぬタイミングで無言でお題の紙を引くよしおかさんを見た小籔さんが「次喋るん怖なってきた!いつカサカサ鳴るんかなって」って言ってたの面白かったな…
好きな色は?の質問に対して益田さんが「子どもの時から緑が好きで緑色のランドセルを背負ってたんだけど、当時は珍しかったから異端児とされて、帰り道に石投げられたりして、卒業する頃には白いランドセルになってた」っていう話をした結果「これは良くない質問でしたね…」とよしおかさんがすぐにお題を変えてたんですけど、好きな色からそんなエピソードにつながるとは思いませんよね…悲しい話でしたが、好きな色からそこまで広げられるところに芸歴の長さを感じました。カゲヤマは今回見ていて2人とも優しいなと思いましたね。というか、このライブに出る人みんなよしおかさんに対して優しいから優しく見える…出ると自ずと好感度が上がる稀有なライブ…

終わり際、よしおかさんの「仲良くしてください」に対して、小籔さんが「仲良くっていうのはどれくらい?」と聞いて「海外旅行」とボケたのをすかさず捕まえて「ノブの家族とかハチミツの家族と一緒に行ってるんだけど、よしおかさんさえよければ…」と畳みかけてたのが面白かったです。顔をぎゅっとさせた後で「う、うれしいです…!」って言った後、即ライブを終わらせようとするよしおかさん面白かった…捕まえるタイプの人の前では迂闊にボケられないですね…
あと、「芸能界で生き残るコツ」という質問に対して「やめたからといってあかんことではないし、第二の人生として仕事してる人の方が社会に貢献してると思う。芸人なんて魔法使いがハッ!って消したって地球は回るからな。仕事は誰が偉い偉ない全くないけど、芸人が一番いらんからな。」というようなことを小籔さんが言っていたのがとても印象に残りました。そういう謙虚な気持ちでいることが芸能界で残るポイントかもしれませんね。

以下、備忘録
・シンクロニシティ 俳句
・カゲヤマ 物申したい
・サブマごり押し 予言者

〜 よしおかさんがジェニーハイをカラオケで歌ったらめちゃくちゃ難しかった話 〜
イッキュウさんがアンチコメント見るたびにカラオケで歌ってみろ!って言ってる(小籔)

〜 シンクロニシティがM-1ツアーに呼ばれなかった話 〜
来年こそは北海道に行きたい(よしおか)
北海道は楽屋で寿司を握ってくれるらしい、静岡は鰻、東京は叙々苑弁当が出る
(カゲヤマ)

〜 KOCの話 〜
準優勝した後、年内は仕事が入って休みがなくなった(カゲヤマ)

質問BOXからのお題
・芸能界を生き残るコツ
・好きな食べ物は?
・透明人間になれたら何をしますか?
・好きな色は?
・血液型を教えてください
・休みの日は何をしていますか?
・どうやったら明るくなれますか?

来月はカラタチがゲストです。


今週の自由研究
「M-1グランプリ敗者復活戦における『投票数に知名度が作用してしまう問題』の解消方法を考える」

12/24に迫ったM-1グランプリ。
そして同日のお昼に開催される、決勝最後の一枠を巡って行われる敗者復活戦。
私は決勝も大好きですが、決勝以上に敗者復活戦を毎年楽しみにしています。
何なら出順の抽選会から見ているくらい好き…
まだテレビにはあまり出ていない芸人たちが地上波でネタを披露するというだけでもわくわくしますが、視聴者の投票制ということもあり、自分が選んだ人が決勝に進出するかもしれないという面白さがあります。
が!テレビでの露出が多かったり、何度も決勝に進出している知名度の高い組が結局1位になってしまうという事態が繰り返し発生しています。きっちり3組選ばないと投票できないという現在の仕組みも原因の一つでしょう。「2組までは決めたけど、最後の1組どうしよう…」と考えた時、テレビでよく見ていてなじみのある組や、決勝には進出したものの優勝を逃している組に入れてしまうのが人情というもの。人気者を決勝進出させて視聴率に繋げたいという製作者側の気持ちもわからないでもない…
しかし、番狂わせが起こらないのはつまらないものです。あーあ、サンドウィッチマンやオードリーが選ばれた時のあの感じ、視聴者投票でも味わえないものか…

そこで私は解消方法を勝手に考えました!

方法その1
M-1決勝戦に出場経験がある=敗者復活戦を観る視聴者層の中で一定の知名度があると仮定し、決勝の経験者は投票数×1(実質変動なし)、未経験者は投票数×1.1(小数点以下は切り捨て)を得点とする。
過去2年分で試した結果は以下の通りとなる。

2021年
1位 ハライチ 401,909票
2位 金属バット 376,458票
3位 男性ブランコ 345,898票

計算方法を適用した場合
ハライチ 401,909票 ×1 = 401,909ポイント ⇒ 2位
金属バット 376,458票 ×1.1 = 414,103ポイント  ⇒ 1位・敗者復活
男性ブランコ 345,898票 ×1.1 = 380,487ポイント ⇒ 3位

2022年
1位 オズワルド 479,890票
2位 令和ロマン 355,577票
3位 ミキ 345,566票

計算方法を適用した場合
オズワルド 479,890票 ×1 = 479,890ポイント  ⇒ 1位・敗者復活
令和ロマン 355,577票 ×1.1 = 391,134ポイント ⇒ 2位
ミキ 345,566票 ×1 = 345,566ポイント ⇒ 3位

2022年時点のオズワルドと令和ロマンのメディア露出の差を考えたらそりゃこうなりますよね…

というわけで、オズワルドの決勝進出回数と結果を鑑みて、さらに考えたルールがこちら。

方法その2
決勝の経験者は投票数×1(実質変動なし)、未経験者は投票数×1.1
さらに決勝3位の経験者は×0.9、準優勝の経験者は×0.8を得点とする(すべて小数点以下は切り捨て)

計算方法を適用した場合
オズワルド 479,890票 ×0.8 = 383,912ポイント  ⇒ 2位
令和ロマン 355,577票 ×1.1 = 391,134ポイント ⇒ 1位・敗者復活
ミキ 345,566票 ×0.9 = 311,009ポイント ⇒ 3位

もしもオズワルドが準優勝ではなく決勝3位だった場合、431,901ポイントとなり敗者復活となります。3位にそこまでハンデを負わせないのは、強く印象に残るのは準優勝までと考えているため。たとえば、NONSTYLEが優勝した年の準優勝はオードリー、ここまでは私も覚えています。が、3位は?と聞かれると一気に答えに詰まります(正解はナイツ。聞けばなるほど!と思いますよね)

M-1グランプリ事務局の方、もし見ていらっしゃったら来年度以降このような形で知名度によってハンデをつける方法はいかがでしょうか?
人気者のファンも燃え上がって、より視聴率が上がるかもしれませんよ。
まあこういうことは一度は議題に挙がっているとは思いますけどね…

今年の敗者復活戦で「結果に納得がいかない!」なんて思ったら、この計算方法を勝手に使ってにんまりしようと思います。

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