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「木を見て森を見ず」なトレーナーにはなりたくない

 こんばんは.鈴木です.1月1日も朝から活発的に行動を起こすことができています.と言っても買い物や洗車などの行動でしたので,これといって学習をした訳ではありません.ただ,神社への参拝を通して祖母や叔母,従兄弟と交流したり,買い物中に仲の悪かった親父と会話したりと,今年の抱負である「真心を込めた」行動はできたかなと思っています.
 朝食の後にランニングをするために外へ出たのですが,玄関を出てたった2歩で思いっきり転けてしまいました.「うわぁ〜,幸先悪いな」と思っていたのですが,海から見る湘南の海には雲ひとつなく,美しい海と太陽を見ることができました.さらに,快晴であったために,とても綺麗に富士山を見ることができました.きっとこれは神様が「足元見つつ,努力しなさい.そうすれば,いい景色を見ることができますよ」というメッセージなのかなと思っています.少しスピリチュアルな表現になりましたが,元旦なので許してください(笑).おみくじでは,「これだ!」と思ったクジでは大吉を右と勝ち取りました.そのおみくじには非常に良いことが沢山書いてありました.あまり人にいうものでも無いので,内容は控えますが,商いや学び,縁談,そして恋愛もまるで鈴木のことをドンピシャで言っているかのようなことばかりでした.これは良い年になりそうです.
 今日の締めに両親を連れてショッピングモールに行きましたが,そこで偶然元カノとその家族の皆さんがいました.なんとなくいる気がしていたので,ちゃんと髭を剃り,眉毛を整え,髪をセットしておしゃれして行って本当に正解でした.
 こんなにも良いスタートを切れた元旦は初めてです.2022年は今まで以上に良い年になりそうですよ.最高の自分になるために,去年の自分を圧倒的に超えて行ってやります.すみません,熱くなりましたが,ここからが本題です(笑).

 今日ランニングしている時に感じたトレーナー哲学をここに綴ります.
 今年から選手としてもハンドボールに関わりたいなと思い,ストレングストレーニングばかりでなく,コンカレントなトレーニングを学びながらしていこうと思っています.しかし,今日ランニングして,自分の持久力の低下に驚きました.身体がとてつもなく重い.ランニング後に行ったスプリントトレーニングでは,自分の加速力の増加を感じることができたのですが,持久力があまりにも・・・.ハンドボール選手に必要なVO2max(ポピュラーな有酸素能力の指標)は男子のトップレベルで55〜60mmol/kgくらいなのですが,鈴木は実は50くらいはあります(笑).ですが,今のままではハンドボール選手として,趙短スプリントの連続は確実にできません.間欠的有酸素能力/無酸素能力が低下しているのが原因でしょう.ですが,もしトレーナーからVO2maxがやや低いから,持久力トレーニングとしてペース走やLSDを実施されたらどうなるでしょう.おそらくVO2maxは向上しますが,間欠的にスプリントを繰り返すための能力には,おそらく完全直結しないでしょう.これがこの記事のタイトルにもある「木を見過ぎている」という状態でしょう.トレーナーであれば,FMSなどの身体機能性のテストだけでなく,ストレングス/エンデュランスのテストもするのが当たり前です(競技にもよりますが).このように測定を通して,様々なモニタリングをするのもS&Cコーチの役割です.そこで重要なのが,「データの見方と解釈の方法」です.これは大学や大学院などで実際に測定したり.論文をある程度正しく読める知識がないと「データの見方と解釈」は難しいでしょう.正しく木を見ることが重要ということです.しかし,これは大前提で上記の仮想の例え話のように,解釈をできて,VO2maxを向上させることができても,ハンドボールの試合で発揮できる能力の向上ができていなければ,あまり意味はないでしょう.簡単に言えば,「体力レベルが競技に合った状態で向上して,定量できないものの,肌間で誰もが体力レベルが上がったから勝率が上がった」と言わせるのがS&Cコーチの目的です.これが森です.これを見ずに,例にあるVO2max向上だけに囚われていては,良い指導,そして勝利への貢献はできないでしょう.

 今日も徒然なるままに書き起こしましたので,支離滅裂になっていますが,伝えたいことが伝わっていることを祈ります.

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