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ヘナで髪の毛フサフサ大作戦⑤~ヘナって何?~

ヘナとは

ヘナとは、ミソハギ科の植物で、その葉を乾燥させて粉末にしたものです。髪や肌や爪を染める天然の染料として、インドや中東などの地域で古くから使われてきました。
古代エジプトではミイラを包む包帯をヘナで染めていました。
クレオパトラが化粧にヘナを取り入れていたのはとても有名で、一般の女性も髪の毛や爪をヘナで染めていたそうです。
ヘナには、髪にハリやツヤを与えたり、頭皮のトリートメント効果があると言われています。

メリット

髪や頭皮
🔸植物100%で化学染料が含まれていないため、頭皮に優しい。
🔸天然のトリートメント効果があるため、髪にツヤとハリが出る。
🔸細くコシのない髪にはハリを与え、ボリュームアップします。
🔸クセ毛や太くてごわつく髪はまとまりやすくなり、乾燥してパサついた髪には艶やかな潤いを与える。
🔸セルフで染めることができるため、美容代を抑えることができる。
🔸植物から作られているため、環境に優しい。
※植物100%のヘナを使用して下さい。

全身
🔸浄化作用
🔸女性の生理機能の調和を促す
🔸リラックス作用
🔸抗菌・消炎・消臭作用
🔸血流の促進作用

デメリット

🔹白髪はオレンジ色になる。
🔹白髪は染まるが、黒髪は明るくならない。
🔹色のバリエーションが少なく、好きな髪色にできない。
🔹独特の草の匂いがするため、人によっては気になるかもしれない。
🔹染めるのに時間がかかる。
🔹ヘナショックと言われ、ヘナを行った後に髪の毛がごわつく人がいる。
🔹数日は、濡れると色落ちすることがある。
🔹落ち着いた色にする場合はインディゴとヘナを組み合わせる方法があるが、インディゴ染め後は、普通のカラーへのカラーチェンジが難しい。
🔹特にインディゴという成分はかぶれやかゆみを引き起こすことがある。

ヘナショック

ヘナショックとは、最初のヘナ染めの後、髪がギシギシになってしまうなど、トリートメントを期待してヘナをしたにもかかわらず、逆に仕上がりが悪くなってしまったと思い、ショックを受けてしまうことを言います。

界面活性剤やシリコン入りのシャンプー剤を使っている方や、髪が痛んでいる方によく起こるとされています。
最初のうちは、シャンプーやトリートメントなどを利用しながらヘナ染めをしていくことで、そこまでのストレスを感じなくて済むと思います。
(私自身、今はヘナ後にシャンプーとトリートメントを使用しています。)
健康的な髪になっていけば、ヘナ後のシャンプーやコンディショナーは不要になっていくそうです。

ヘナの効果を実感できるのは、平均的に3回以上からと言われています。
1度で諦めず、続けていくことでギシギシ感が無くなり健康で艶やかな髪になっていきます。
もう一度、最初から髪を育てていくつもりで根気よく楽しくヘナを使ってみてはいかがでしょうか?

経皮吸収を考える

”経皮吸収”とは、化粧品やシャンプー、制汗剤、塗り薬などに含まれる成分が皮膚を通し、血流や毛穴などを介して体内に吸収されること。有効成分が吸収されるのと同時に、体に悪い成分が体内に侵入してしまう場合もあるとのことです。

経皮吸収率
例えば、腕の内側を 1 とした場合、以下のような経皮吸収率が報告されているそうです。
⋄頭皮:3.5
⋄額:6.0
⋄顔(頬や顎):13.0
⋄手の平:0.83
⋄わきの下:3.6
⋄かかと:0.14
⋄性器など粘膜:42.0
性器など粘膜を抜かせば、頭皮から顔(頬や顎)にかけての吸収率が高いことがわかります。
上記のことから、カラー剤やシャンプー、コンディショナーそして基礎化粧品なのど成分を自分自身で確認し、安心して使用できるものを使っていかなくてはいけないと、改めて感じました。

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