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ホームスクールと仕事〜我が家の場合〜

小2息子は、学校へは月1登校、あとは家、私の実家、放デイ(週2)、フリースクール(月3)など、色々組み合わせながらのホームスクーリングです。

娘は保育園の年中。

ホームスクーリングを始めようと思った時、真っ先に頭に浮かんだのが「仕事どうしよう。辞める?」でした。

ちなみに、「フリースクール」と書いているのはこちらです。↓

仕事=「経済的理由」と「母業の負担分散」

夫、実家の両親と相談する中で私は、「経済的理由」と「”母業”の役割負担分散」を理由に、仕事を辞めない選択をしました。

経済的理由はそのとおりですが、「”母業”の役割負担分散」。こちらのほうが大事かなと思っています。

だって、”母業”はパラレルスキルが要求されますよね?チョー大変ですよね?めっちゃくちゃ忙しい^^;

”母業”だけではない”私業”時間を持つことは、忙しくても、子どもと向き合うメンタルは安定する。これは実感しています。

私が産休に入る前、職場の上司が、「お母さん以外の顔を持っておくのは大事」と言ってくださったことがとても印象に残っています。

また、「育児はスキルアップ」とも。

改めて、本当に素敵な上司です。

ただこれには、自分以外の「助っ人」を頼める環境が必要です。

助っ人を何人確保できるか

私の職業は歯科医師で、今は週3日、9時半〜15時くらいの非常勤で働いています。

実家は、自宅から車で、国道だと40分、高速では20分。スープは冷めそうですが、遠くはない距離です。

週3日のうち、1日は私が実家へ息子を送り届け、見守ってもらいます。残り2日は、実母に自宅へ来てもらい、放デイの時間まで待機してもらってデイへの送りもお願いしています。

たった3日とはいえ、完全に、実家が太いからできる生活です。実母が体調不良になったら、キッズラインなどでシッターさんを探すか、仕事を辞めるかの選択を迫られると思います。

でも息子が成長するうちに、一人で留守番ができるようになったり、一人で放デイやフリースクールに通えるようになるかもしれない。

もしくは、学校に行きたくなるかもしれない(行かなくていいですがw、本人が決めることですもんね)。

今がずっと続くわけではない。「現状」は変わり続ける。と頭に入れておく必要はあるかな、とも思っています。

我が家の助っ人は①実家(家族)、②放デイ(他人)です。

家族に頼れない場合はシッターさん等、依存先は多数持っておく必要があると感じています。

「よい自律は、たくさんの依存先を持つこと」という言葉を、私も信じています。

我が家の一週間 【月】

分かりにくいかもしれないので、ある週を例に挙げてみます。

8:30 娘を保育園へ

10:00〜16:00 実家へ息子を送り届け仕事(昼休みに実父が息子とゲームをしてくれる)

17:30 息子と帰路。娘をピックアップして帰宅

【火】

8:30 娘を保育園へ。実母が自宅へ

(8:30〜12:00 放デイまでの間、実母が息子を見守。)

9:30〜15:00 仕事+昼食

13:00 実母が息子を放デイへ送る

17:30 娘をピックアップして息子をお迎え

【水】

9:00 娘を保育園へ

13:00 息子とフリースクール(90分)。帰宅してから少し一緒にゲーム、通信教材等

17:00 娘をピックアップして帰宅

【木】

9:00 娘を保育園へ

10:30 息子と小学校へ。このときは3,4限の体育+給食、昼休みを過ごし帰宅

14:00〜 ゲーム、通信教材、自転車、筋トレ、ランニング等をして過ごす

16:30 娘をお迎え

【金】

【火】と同じ

【土】

10:00 息子バレエ

12:00〜 帰宅してからは、3人でお昼、ゲーム、公園、ベランダプール等遊ぶ。夫は在宅と出勤が半々。

【日】

8:00 くらいに起床。子どもは、休みになると早起きなので日による(笑)

この日は近所の池へ、賞味期限切れのパンを持ってお出かけw

夫と息子は、「妖怪ウォッチ4」クリアに向けて共同作業。

私と娘は、スライム作り、クッキング、YouTubeで多言語のチャンネル視聴、DVDなど。

ジジババ世代を啓蒙せよ〜NEWS PICKS Magazine・落合陽一さん〜



落合陽一さんは、他の本でも「祖父母の育児参加」について言及されていた記憶があります。

本書では

ー「女性は子どもを育てるのが普通」というジジババの価値観が、子どもを育てにくい社会にしている。ー

とあります。

長時間労働前提の”ワークライフバランス”から”ワークアズライフ”へのシフトなど、解決されるべき課題はたくさんあると思いますが、「女性は子どもを育てるのが普通」を変えないことには、母の負担、ホームスクールと仕事の両立はとても苦しい。

育児、家事、仕事。一つひとつで100点を目指さない

ホームスクールへの身内の理解度は、家庭によって様々、十人十色。とても難しい。

結論は出ませんが、我が家のホームスクールと仕事のバランスは、こんな感じです。

最後に。

「育児も家事も仕事も全部中途半端。全然ダメ!」と凹んでしまうことがあった頃、たまたまラジオで聞いた言葉に救われたのでシェアさせてください。

「育児、家事、仕事。一つひとつで100点を目指さない。

全部足して100点なら、それで十分。」

ラジオでは100点と言っていましたが、10点計算でもいいなーなんて最近は思っていますし、10点に満たなくても、どれか一つでも頑張ったならはなまる、と言い聞かせて眠りにつく日々です。

こんなゆるい日常が、どなたかの参考になれたら幸いです。

ご質問、ご意見ございましたら、ぜひコメントいただけたら嬉しいです。

最後までお付き合い下さりありがとうございました^^

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