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ルーティーンは必要か不必要か

スポーツ選手にとって「ルーティーン」が必要か不必要か。

もちろん、コンディションを整えるためのルーティーンは絶対必要だと思います。今回は、試合前に動作、行動、言動等のルーティーンの話をします

■一流選手のルーティーンとは

緊張をしたとき

「やばい」「失敗したらどうしよう」「ミスったら…」

こんな雑念が頭に浮かんできます。これは(考えちゃダメ)(なんとかなる、大丈夫だ)など雑念を消そうとすればするほどネガティブな感情が強くなっていきます。

ラグビー日本代表の五郎丸選手が、ペナルティキックをする直前に両手の人差し指を組み合わせる「五郎丸ポーズ」
イチロー選手はバッターボックスに立ちバットを手前に出し、袖を引っ張ります。
サッカー日本代表の槙野智章選手は、試合直前に足を大きく広げ、胸をたたき、手のひらを見つめる

確かに、過緊張をルーティーンによって緩和できる効果はあります。実際に世界で活躍しているトップ選手が活躍できるのも、ルーティーン効果によるものもあるかもしれません

■脳のキャパはたったの3つだけ。五郎丸ポーズとの関係性

人の「脳の作業領域」はだいたい3つまで。よって同時に考えれることは限られています。

「五郎丸ポーズ」では1.大きく息を吸う2.両腕、両肩を2回後ろに下げる3.両手を3回合わせる etc...

このような動作がペナルティキック前に、7つもあります。これだけ複雑な動作(7つのアクション)があると、ネガティブ感情、思考など考えることができない。脳にそんな余裕ができなくなり、雑念がわかなくなります。

*POINT

自分なりのルーティーンを作るなら「3つ以上の動作を組み合わせる」ことが大切。ルーティーンを使い、過緊張するネガティブ感情をなくせる

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