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再教育

アレクサンダー・テクニーク(Alexander Technique)とは、身体がどのように動き、どのように感じるかについての気づき(アウェアネス)を高めることによって、自己についての学びを深め、身体を再教育することを目指す心身技法である。頭-首-背中の関係に注目することに特徴がある。一般には、背中や腰の痛みの原因を改善、事故後のリハビリテーション、呼吸法の改善、楽器演奏法、発声法や演技を妨げる癖の改善などに用いられることがある。※wikより引用




最近の学びからシェア。そして最近よく将来ややりたいことを改めて考えることが多い。普段は割とノリと勢い、バイブスで物事判断してきたし、それで良いことも多かったし。色んな学びの中で、少し言葉にして整理していく。

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僕の人生は「サッカー」が軸にあるし、当たり前に「結果」がついてくる。常に他者からのあらゆる評価や競争、そのために努力を惜しまない。そして、どんなに努力してもそれが報われないことなんて死ぬほどあるし、理不尽な経験もたくさんしてきた。チームの中で生きてきたので当然なこと

何が言いたいかというと

ずっと結果に執着してきた。結果が出なかったらそこに価値がないと感じていた。

結果を最優先にし、執着してしまうことをアレクサンダーテクニークの本では「エンドゲイニング」と呼ぶ。その執着から解放されることがこのメソッドでは大切になるし、僕の人生はそれに尽きる。


もし、生徒がある「結果」を好ましいと考えて、いきなりそこに到達しようとすると、きっと条件反射のように、習慣となってしまった一連の身体の動きをするはず。言い換えれば「結果」にたどり着くのにいつものやり方に従うはずことになる。それが偶然、目的にふさわしくないやり方であれば「結果」を求めてこのやり方を繰り返すことが誤りを繰り返すことになってしまいます。反対に、生徒がいつものやり方にストップをかけ抑制(inhibit)潜在意識下にある古い方法を、教師から習った意識的な新しい方法に変えていけば、習慣を打ち破るもっとも大切な段階に踏み込んだことになります。また、この段階は、積極的、意識的に理にかなったコントロールによって状況に応じた対処ができる段階でもあるのです。ですから、素晴らしい演技や演奏のため欠かせない準備として生徒が初めに心に植え付けられるのは、いきなり「結果」を求めて動作することを拒否してこの「結果」を達成する方法にこそ気持ちを集中し続けなければならないということなのです。


アレクサンダーテクニークは演奏家などが多く実践している、アーティストや芸術関係の方に多いイメージ。結果に執着されず、あらゆるものに調和していくことで素晴らしいものが生まれる。偏った価値観や、習慣や考え方の癖、そこに気づくことこそ最も大切なこと。


色々学ぶ中で、僕が大切にしていることが何となくわかってきた

思いやりを自分や、それ以外にも持つ。そして心身ともに健康でいて、夢や希望に満ちあふれている状態でいたいと思っている。

そこがぶれないからこそ「プロサッカー選手」になったし、今も「ヨガインストラクター」として活動している。上記のことを体現して、伝えていけると信じているから。

そこには「気づき」が大切だし、「結果を含めたあらゆる執着」から解放するためにヨガや瞑想、アレクサンダーテクニークで練習ができる。気づきを繰り返して自分自身を再教育し、成長にこだわっていきたい。

【川畑悠吾】現在ヨガ講師
1994年生まれ(27歳)/東京都出身/元海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中
【Notoを書く理由】
僕自身が学んだ事や経験をより自分のものにするためのツールとしてnoteを使って発信。僕を含めたすべての人が元気になったり、幸せになれば嬉しいです。

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