「直感」文学 *りとぅん*

 夢中な頃の中にいて、いつまでも忘れていられたらいいのにさ。
 まあ、そんな簡単なことじゃないって分かってる。だから今僕はここにいるんだからね。
 それでもいずれは消えてしまうんじゃないかって不安もあるんだな、これが。全てはすれ違いの中から生まれて、……そう、それはただすれ違いの連鎖の中で、ただのすれ違いだった、なんてことに帰着して、ああ……、ただそれだけだったんだ。なんて思うのは自分でもなんだか納得出来ない。
 でも、結果そうであるのだから仕方ないだろう?

 いいや、一人でいることが悲しい訳じゃないけどさ、ただ、二人でいることが嫌いじゃないんだよ。
 ああ、どうか。
 俺の元に帰ってきてくれないか?

 ――あるバカな男、改めて気付いた後の告白――

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