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養生食201019(vegan)

色味が全体的に淡い。豆苗を追加したら緑が濃くなった。

・千切りキャベツのサラダ、秋野菜の蒸し焼き(醤油)
・人参のきんぴら+豆苗(醤油)
・具だくさん味噌汁+ワカメ、豆苗(味噌) ※豆腐なし
・長いものとろろ
・さつまいもごはん
・納豆 梅酢、あおさ、海苔(酢)

箱いっぱいにあった長いももこれで最後。長いもは主に北海道や青森で栽培されています。自然薯やイチョウイモなどと比べて粘りがさらりとしている。出汁でのばすより、醤油や薬味と一緒に食べられることが多いです。

トマトの収穫が終わると、食卓の色を飾るのは人参かもしれない。いつでも食べられますが、秋が旬なのでこの時期は値段も安くなり、味も濃い。たまぁに人参臭い人参に出会うことがありますが、あれは品種の違いなのか土壌の違いなのか。家で育てたこともあったけど、縦に切れ目が入ってしまった。
ある農業の先生は、雑草生い茂る土を耕して植えたところ、割れていない立派な人参が育ったという。雑草は土の栄養を調整するのか、雑草に負けない人参が育つのか。本が戻ってこないので、おぼろげな記憶しかなくてすいません。先生の育てた野菜を求める人は、それでないと体の調子が悪くなる、みんな切実。

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さつまいもごはん、黒ゴマをたっぷり。

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ワカメ多め。豆苗がパクチーだったらフォーっぽくなる。

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サラダ:キャベツ、きゅうり、赤大根、豆苗
蒸し野菜:玉ねぎ、人参、油揚げ、舞茸

舞茸の栄養は水や加熱に弱いので、後から油揚げの上に乗せて蒸し焼きにしてます。カルシウムやリンの吸収をよくするビタミンDが豊富。骨や歯を丈夫にしてくれます。


朝兼昼

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梅とワカメのおむすび、卯の花、具だくさん味噌汁+小松菜、ワカメ
まぶしい。あったかい。気持ちいい。


おやつ

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りんご

Tさんからリンゴと栗をいただいた。親戚が農家なので、毎回美味しい味にありつける。リンゴは果汁がたっぷりでシャキシャキ。1個を家族で分けると、すぐにたいらげてしまった。

子供の頃人参・リンゴ・キャベツの芯をジューサーにかけてよく飲んでいました。その機械は梅肉を拵えるため年一回働いてくれてます。壊れないのがすごい。


栗剥き

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栗剥きなんて何年やってないだろう。というより、北海道石狩管内が栗の北限なので、商売用の栽培はされていない。見かける機会が少なくなる。
札幌のすぐ隣、江別市の道立自然公園野幌森林公園内に、推定樹齢500年の大きな栗の木がある。自生北限あたりに育ち「ご神木」として扱われている。

よく栗拾いに行ったが、持ち帰って時間がたつと、小さな芋虫がひょっこり顔を出す。やはり食べた記憶はない。口にするのは天心甘栗やマロンケーキ、栗饅頭だったりする。ヨーロッパでは焼き栗を売る屋台が現れる。寒い日の食べ歩きにはもってこいだ。

30分程煮て温かいうちに鬼皮(外皮)を剥く。
「とがっているところに十字の切れ込みを入れるといい」と書いてあったが、いっぺんに茹でた。割れ目のできた栗から剥いていく。割れ目があるのは剥きやすいが、ないのは刃物がないと難しい。しかも時間がたつとふやけた皮が収縮してさらに剥きにくくなる。
剥いてある甘栗をお店で見かけるが、あれはひとつひとつ手で剥いているのか。だとしたら、すごいとしかいいようがない。
硬い!柔らかい?硬い!爪を立ててゆっくりと剥く。そのうちに思いついてペンチを持ち出した。しかし、ペンチを入れ過ぎると身が崩れてしまい、2~3個胃袋に収まった。
鬼皮を剥き終ったら、実にぺったり張り付いた渋皮も包丁で剥く。
母と二人がかりで40個くらい、1時間以上かかった。指が痛いけど、明日は栗ご飯にでもしてくれよう。


子供の頃は手伝いに飽きたら「宿題する―」と言って逃げ出してましたが、大人になったらさすがにできません。母の大変さも知っているのでなおさら。母は「こーゆーときは人手があったほうがいい」と言っています。たしかに大人数でやった方が流れ作業で早いし、おしゃべりもできるから飽きません。栗との格闘は語らいの時間でもありました。

201019 YUHUA O.


あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!