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YSAでサウナ日和~筋肉とキューバ料理~

サウナはお好きですか。
わたしは好きです。
夏の暑い日は苦手なのに、サウナとかホットヨガとか、滝汗大歓迎の空間は大好きです。

女子の肩身が狭い頃からのサウナーとしては、昨今の大流行は女性向けサウナが増えて有難い。
どうか一過性の流行りで終わらないでくれと願うばかり。
ありがたやありがたや。ダバダバ。

今回は大田区馬込にあるYSAジムのサウナへ、お昼前にピットイン。

HPをご覧の通り、今は亡き山本KID徳郁が主宰のゴリゴリでバッキバキの格闘系ジム。
と言っても、初心者やキッズコースもあり、サウナだけ、カフェだけ利用も大歓迎のとっても懐の広いジム。
行く前から強い人は優しいを感じて嬉しくなる。ホクホク。

当日はGYYMを通じて予約し訪問。
スタッフのお姉さんに丁寧に説明いただき、あとはどうぞごゆっくり!とサウナ室に送り出される。
朝でも夜でも120分1000円ぽっきり。しかも広い水風呂もちゃんとある。

最近だと個室とは言え60分3000円とかも珍しくないので、こんなにお安くていいのかしらと恐縮する。
こちらは個室ではないものの、ユーザーのほとんどがジム会員でシャワーだけの人が多く、サウナが混むことはあまり無いんだとか。(事前リサーチより)
まさに穴場を見つけてしまったという。ホクホクホクホク。

結果から申し上げますと、まさに天国。本当に穴場でありました。
わたしが入っていた間はずっと貸し切り状態。
120分なので時間に追われることもなく、混雑を気にすることもなく、自分のペースで思う存分、もう嫌というほど整った。
6セットくらいかな。

・浴槽なし、シャワーのみ
・サ室は95~98度、2段で7~8人は入れそう、セルフロウリュ有り
・水風呂は13度、2人までなら入れそう
・整いエリア有り(屋内のみ)、椅子とビート版あり、横にはなれない
・カフェエリアで水素水やデトックスウォーターを汲める。飲み放題。

サウナーたちへ

未だに整うってなに?と思っている節がありますが、スッキリできればととのったー!と言うか上手に入れてよかった、という気持ち。
この日も上手に入れてうれしい。
時間に余裕をもって支度し、頭から湯気を立ち昇らせながら更衣室を後にする。

持参したお水を飲み干したので、帰りにカフェスペースでお水をもらおうとジム内を挙動不審に徘徊。
ウェイトゾーンでは、GOLDGYMでしかお目にかかれないようなタンクトップ姿のそれはそれは肩メロンのお兄さんたちがフッ!フッ!とベンチプレスを上げている。
手前のお兄さんと目が合い、咄嗟に回れ右して逃げてきてしまった。

こんなマッチョを間近で目にしたことがない。
マッチョへの正しい挨拶が分からない。(そんなの無い)
おみずおみずおみず。お水は何処。
間違った!あーまちがった!完全にいまわたしはここで!浮いている!

頭がクラクラしながら、砂漠で泉を見つけたみたいな足取りで視界に入ったウォーターサーバーへヨボヨボと、やっとやっとで辿り着く。
終盤はもう匍匐前進。

汲んだ水をゴキュッと一気飲みしスタッフに挨拶ののち、先ほどのマッチョスパークを引きずりつつ退店。
店先で靴ひもを直していると、先ほどの肩メロンお兄さんが「おつかれした!シタ!!!」と、それはもう元気の塊みたいな声量であいさつしてくれた。

動揺冷めやらぬうちにマッチョスパーク2発目。
わたしはわかりやすく目が泳いでいたことでしょう。
正直、シタ!しか聞き取れなかったので、慌てふためきながら「あふあふ、、アフウ・・」と、もはやぜんぜんフォローできない気持ち悪い返事しかできなかった。
なにそれ、ボコボコにされたわけじゃあるまいし。
今世紀最大に悔やまれる大事件。

それにしてもお兄さんの眩しくて見えないくらいの爽やかさにうっとりした。
強い人は優しいは本当だった。
本物のトレーニーは、ジムで初心者に優しく声をかけてくれると聞いたけど本当だった。感動した。

挨拶して悪いことなんてないけど、精神レベルが底辺のわたしにはまだそれが上手くできなくて。
謎の動揺で失礼極まりない態度をとってしまったなと、とぼとぼと歩きながら大反省した。

しばらく歩いているとお兄さんの爽やかさがあとから遅れて駆け抜けてきて、ものすごく清々しい気持ちになった。
これからはわいも分け隔てなく周りの人に接するんや!今日から俺は・・!

さて、サウナの後はサ飯なんです。知らんけど。
この日は馬込に行くならばと、サ飯を事前に決め込んでおりました。
お目当てはキューバ料理のSHANGO

このたび三度目ましてのSHANGO。
過去二回はタコスやケサディーヤをいただきましたが、その際に隣のテーブルのお兄さんが食べていたライスプレートがたいそう美味しそうだったので、次回は絶対に食べたい!と心に決めておりました。

はい、本日のプレートランチ。
女将曰くチキンと野菜をココナッツミルクであれしたやつ、だそうです。

名前のない料理でした

これが美味いのー。一口食べてすぐ美味しいのー。
なんなら食べる前から美味しいって言っちゃうやつ。
ココナッツミルクと言ってもこってりしてなくて、トマトベースでしょうか。最後までもたれずに食べられました。
ほんのりスパイスも効いており、恐らくきっと多分カイエンペッパーとかかしら。
南米の煮込み料理って好きなんです。
うまく説明できないのでとにかく食べてと言いたいところ。
複雑な深い味わい、でもチキンだから癖はないと思います。
(当方、癖があればあるほど好きという文字通り癖強な食の好みがありまして。参考になるかどうか。)

ランチの時間を少し外して伺いましたゆえ、戦略通りちょうど人の入れ替わりがありスムーズに着席、じっくり味わい、南米料理の奥深さとメロンマッチョのお兄さんを反芻しながらゆっくりそのおいしさを噛みしめました。

それからのわたしは強い。無双状態。
信号待ちのおばあちゃんにこんにちは、バス停で待ってる時もこんにちは、バスの運転手さんにお願いします。

無敵。挨拶して嫌な気持ちになる人なんていねえ。つええ。

以上、今週もお疲れさまでした。

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