ゆい

‘97 / Tokyo 東京生まれ東京育ちの26歳 西アフリカセネガルで2年間暮らす…

ゆい

‘97 / Tokyo 東京生まれ東京育ちの26歳 西アフリカセネガルで2年間暮らすことになりました

最近の記事

JICA海外協力隊 コミュニティ開発とは?〜活動内容と面接対策〜

私はJICA海外協力隊 2023年度2次隊 コミュニティ開発隊員として2年間セネガルの農村部で活動する。 具体的には、セネガルの農村部の女性たちの収入向上支援を行う予定だ。 協力隊に応募したのは社会人3年目。私は新卒からずっと法人向けの営業部門で働いていた。 社会人としてはまだまだ未熟者だが、お客さんの課題をヒアリングし、それを解決するソリューションを提案する力、セミナーの企画・運営、商品プロモーションの経験を活かして、途上国の人々のために何か役に立てることがあるのではな

    • JICA海外協力隊として、私がはるばる西アフリカへ行く理由

      JICA海外協力隊として2023年11月から2年間、アフリカ大陸最西端の国”セネガル”へ行く。 日本人にとってセネガルはサッカーが有名な国として知られていたり、”パリ・ダカールリレー”のダカールのところ、というと「あ〜!」という反応が返ってくる。 「なぜわざわざアフリカに行こうと思うのか?」「なぜわざわざ途上国の人々を助けたいと思うのか?」と聞かれる機会が多々ある。 今の気持ちを正直に言えば、貧しい人々を助けたい一心で途上国に行くというよりは「世界の不平等についてもっと

      • 退屈な日々を抜け出して(葉山うみのホテル)

        「退屈な日々を抜け出して」 まるで歌詞にありそうなこの言葉の通り、一人でふらっと出かけてしまったのは何を隠そうこの私である。 何かすごく嫌なことがあったわけではないけど、毎日会社に行ってある程度残業して、帰ったらなんとなくSNSや動画を見てから寝る、なんだか退屈な日々。この週末も特に友達の予定があるわけじゃないし・・・ それならこの退屈な日々から抜け出してやろう! そうしてプチ一人旅を決行することとなった。 行先はもちろん海がいい。 ・・・全く大したことではないのだ

        • カメラは残酷だとつぶやいた彼

          「カメラって残酷だと思うんですよ」 カメラと音楽が趣味だという彼(前述の宿の店員さん)は、突然そんなことを言い始めた。 カメラが残酷? 正直、ピンと来ない。 彼が言うには、例えば何人かのグループで一緒に遊びに行ったりすると、自分でも知らない間に好きな子の写真ばかりを撮ってしまうそうなのだ。 好きな子が顔をくしゃっとさせて笑ったりすると、思わずシャッターを押してしまう… 写真の枚数は嘘をつかないのだという。 それを聞いて「あぁ、たしかにそうかもしれない。」と心の中

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          瀬戸内海に恋をした

          昨年の5月、岡山県の児島エリアを旅した話をしようと思う。 「岡山に行ってきました」と話すとたいてい「どうして岡山に行こうと思ったの?」と聞かれることが多い。 旅好きな私だけど、旅先を決めるのにいつも大した理由はない。 今回旅を共にするヒラメくん(仮称)に「どんなところに行きたい?」と尋ねたところ、「なんか海が見えるところに泊まりたいなぁ、オーシャンビュー!みたいな」と言っていた。 おもむろにGoogleMapを開き、海側にある宿を片っ端から調べていくと(私のGoogle

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          秘密の花園

          一人暮らしを始めてから毎月足を運んでいる、とあるお店がある。 大塚駅より徒歩5分、南大塚の桜並木通りにポツンと現れる「ヒネルマ西部」というお店だ。 ここは、ただの"お花屋さん"とは言い難い。 小学生の頃に読んだ小説「秘密の花園(バーネット著)」のタイトルを借りて、"花園"と呼ばせていただくことにする。 階段を上り2階の入り口をくぐると、見たことのない形をしたお花や、品種は知っているけれど珍しい色をしたお花など、ビルの一室にこれでもかというほどたくさんのお花たちが立ち並ん

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          昭和レトロを残した銭湯×喫茶店にて

          とある土曜日の夜のこと。 今日はプチ贅沢をしてやるんだと、近所のローカルな銭湯「十條湯」へと向かう。 若者で銭湯に行くなんて珍しいねと言われたこともあるけど、あつあつの湯にジェット風呂、サウナまであるものだから私にとってはちょっとした贅沢なのだ。 銭湯の壁には「ぽかぽか新聞」という店長さんの手書きのお便りが貼ってあり、あつあつの湯に浸かりながら心もほっこりしてしまう。 2021年の新語・流行語大賞にはサウナ用語の「ととのう」がノミネートされたそうだ。 ちゃんと調べて

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          "文章を綴る"

          今年は新しい試みとして"文章を綴る"ということにチャレンジしてみようと思う。 何のために?誰に向けて?どんなカテゴリで統一するべきか? 長らく考えていたが、結局「気の向くままに書いてみよう」というところに落ち着いた。 ひとつ、決めているのはここ(note)を"お気に入りのカフェに立ち寄るように、ふらっと立ち寄りたくなる場所"にすること。 何か共感してもらえたり、感じてもらえたり、クスっと笑ってもらえたりしたら良いなと。 "文章を綴る"というのは少し自分のことを赤裸々にする

          "文章を綴る"