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ホームスクール家庭と学校の連携②辛かった欠席連絡とその解決策

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、不登校を経てホームスクーリングをしている我が家が、学校との連絡をどうしているかについてお伝えします。

ホームスクーリングをすることになったきっかけなどは、
不登校からのホームスクーリング① 長男の不登校に揺れる親心】をお読みください。

仕切り(黄緑葉っぱ)

電話での欠席連絡が精神的な負担に

長男が小1の9月に「もう学校に行くのは無理だ…」と大泣きして不登校になった当初は、毎朝担任の先生に電話連絡をしていました。

その電話で私は「あの…すみません、今日もちょっと、辛そうなのでお休みします。すみません。」と担任の先生に対して謝り続けます。
これを毎日毎日続けていると、息子の心身を守るために休んでいるはずなのに、ズル休みに加担しているかのような感覚に陥り、とても気持ちが滅入ってきました。

そのため私は途中でギブアップ、学校への電話は夫に代わってもらいました。夫は欠席連絡に全く抵抗がないようで、「あ、おはようございますー。今日もお休みしますーはい!よろしくお願いしまーす!」と朗らかに電話をかけていました。
この辺りは、得手不得手なのだなぁと実感し、夫が頼もしく感じました。

精神的な問題と併せて悩ましかったのが時間の問題です。
共働きの我が家にとって、朝は時間との戦いなのですが、そのなかで欠席連絡をする際、次の工程を踏むわけです。

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電話連絡の工程

学校に電話をかける
 ↓
繋がるまで待つ(これで、職員室にいる誰かの手を止めています)
 ↓
他の先生が出る
 ↓
担任の先生につないでもらう
 ↓
さらに待つ(この間、担任の先生は電話を取るために移動しています)
 ↓
お休みしますと告げる
 ↓
電話を切る(この後、担任の先生は急いで元居た場所に戻るのでしょう)

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効率化するための提案

これはそれなりに時間がかかりますし、先生方の時間をも奪うことになります。
そのため、ホームスクーリングについて学校側とお話する際、私たちの方から、連絡方法は次のどちらかにしたいと提案をしました。

①基本は登校しないので、登校するときにだけ事前に電話連絡を入れる
②欠席連絡ではなく、「今日はどこにいます」という所在連絡をメールで行う

話し合いの結果、当時長男が小1と小さかったこと、両親共働きで災害が起きた場合のフォローが遅れてしまうことから、②のメールによる所在連絡をしてほしいという回答をいただきました。
こちらとしても、なにかあったとき頼れる先があるのは心強いので、お互いにメリットが大きい選択だったと思います。

それ以来、毎朝息子に「今日はどこに行く?」と聞き、返ってきた答えをスマホからメールするようになりました。
これなら電話よりも早いですし先生たちの時間も拘束しないため、我が家にはとても合っているなと感じています。

メールチェックを担当してくださっている教頭先生からは、毎回一言メッセージが返ってくるので、私も時々子どもの近況を写真で送るなど、相互理解が深まるとてもいい機会になっています。

また、必然的に毎朝長男の予定を聞くことになるので、長男が自分のスケジュールを決める力も伸ばしているように感じます。

学校とのやり取りにこれという正解はありません、実際ほとんどやり取りをしていないというホームスクーリング家庭もあるようです。
ですからこれは、あくまでの我が家の一例として、ご紹介しています。

学校と家庭の距離感、これはしっかりと話し合い、お互いに心地いい方法を探っていくしかないのかなと思います。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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今回は、不登校からホームスクーリングに移行した我が家が、学校への欠席連絡をどうしているかについてお届けしました。
次回は、担任の先生との面談や家庭訪問についてお伝えする予定です。
↓次回↓


朗らかに欠席連絡が出来る夫とも、たくさんの話し合いを重ねて理解を深め合いました
↓こちら↓


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


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