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【不登校理解の決定版】不登校新聞 石井志昂さんのお話し

不登校当事者の声を大切に発信し続けている、不登校新聞社の石井志昂さん。先日公開されたの動画のお話しがものすごくわかりやすかったので、ダイジェストでご紹介します。

要約はいい、本編が見たい。という方はこちらからどうぞ。
↓動画本編↓


人には不登校が必要なときもある

何百人もの不登校当事者へ取材してきたた石井さんの結論です。
人には不登校が必要なときもある。』

これは、私自身の経験や、子どもたちの経過を見ていても納得の論。
学校で消耗したエネルギーを回復するために、不登校という時間が必要なのです。

文部科学省は不登校を「問題行動」としていない

不登校が必要な時もある、と言われても不登校なのは問題でしょう?という意見も根強いでしょう。
ですが、国の方針は、不登校を問題行動ではない、学校復帰を前提とせず、将来的な社会復帰を目指す。という方針です。

動画では、そのあたりの変遷をかみ砕いて分かりやすく伝えています。

SOSは言葉にならない

じわじわとストレスが蓄積し、正常な判断力や、助けを求める気力が削られる。それでも、「学校には行くものだ」という同調圧力のために、通学を続ける子ども。

これでは、限界を超えるギリギリまで学校に行きたくない、行けないと言えません。
言葉にはならなくとも、笑顔が減る、朝おなかが痛くなる、食欲がなくなるなど、身体的な不調は現れると石井さんは言います。

目に見えて笑顔が減り、半年後に「もう学校に行くのは無理だ」と大泣きした長男。
「学校は楽しい」と言いながらも、目に見えて食欲が減っていた長女。

保護者として見守っていた子どもたちの様子を思い返しても、「SOSは言葉にならない」という石井さんの言葉は至言だなと感じます。

不登校の子どもと、その保護者に必要なもの

子どもに必要なのは、いま自分がハマっている事柄について、話を聞いてくれる大人です。この役目は、一緒にいる時間の長い保護者が担うことにになるでしょう。

ただ、保護者だって忙しい。
カウンセラーでもないのに、興味が持てない事柄の話を聞き続けるのは、難しいものです。

「子どもの話を聞かなくちゃ、興味を持たなくちゃ!」と、保護者がストレスを溜めてしまったら、子どもの逃げ場がなくなってしまいます。
だからこそ、保護者には息抜きが必要。

これは、数百人の不登校児童生徒の保護者を取材し続けた石井さんの結論です。

不登校の子どもが動き出す前触れと回復の経過

不登校の子どもの保護者にとって、一番気になるのはこの部分かもしれません。
石井さんが、軽やかな語り口でとても分かりやすく整理してくださっているので、ぜひ動画でお確かめください。


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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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