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ホームスクーラーの息子が語った「仕事の極意」

今回は、小学1年生からホームスクーリングを選択し、現在6年生となった長男のエピソードをご紹介します。

精神年齢高めの12歳

長男は、12歳という実年齢よりも大人びた考え方をする子どもです。
たとえば、私が感情的に怒ってしまい、あとから息子に謝ったとき「いいよいいよ、怒りたい気分だったんでしょ」と何でもないことのように許してくれました。
そのとき私は、ああ、本当に気を付けて接しないと、息子の寛大さに甘えすぎてしまうなと感じるのです。

もちろん失敗だってする

そんな息子ですが、子どもらしいうっかりや失敗はもちろんします。
我が家では、子どもも「家庭」というチームの一員として、自分で選択した「お仕事」をしてもらっています。

息子はその日、資源ごみをまとめる、洗い終わった食器を片付ける、というお仕事を担っていました。しかし、マイクラが楽しすぎて、そのあとは図書館に行きたすぎて、すべてを忘れて自転車で元気よく出かけていったのです。

図書館を満喫し、ニコニコ笑顔で帰宅した息子は、未処理のお仕事という現実に直面しました。
まずは「うわーごめん!忘れてたー!あー全部やんなきゃいけない―」と落ち込んだ様子です、しかし次の瞬間「・・・仕方ない、よっしゃやるか!」と自分を奮い立たせるように呟いて、猛然と仕事を片付けていきました。

気持ちを切り替えるコツ

楽しかった時間の直後に、自分のミスに気付く。これは大人でも(というか私なら)結構ショックで、仕事に取り掛かったとしても後悔と自責が入り交じり、鬱々とした気持ちで手を動かすことになりそうなものです。

それなのにあっさり気持ちを切り替えた息子の姿に感心して「いやーその姿勢は素晴らしいね!仕事をする上で大切な能力だよ」と声を掛けました。
すると息子は「え?そうなの?嬉しいなー褒められちゃったー」とひとしきり照れた後、「ほかにはねー『まぁいっか』っていうのも口にすると色々なことに踏ん切りがついていいだよー」と教えてくれました。

失敗にとらわれるより、気持ちを切り替えて次に進んだ方がいい。頭ではわかっていても、実践に落とし込むのは簡単なことではありません。
12歳にしてそれを実践している息子のことを、私は時々師匠と呼んでいます。

今回は、なんの教訓もノウハウもない純粋な親バカ記事でしたが、公開前の記事チェックで息子が楽しそうに笑ってくれたのでよしとします。

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次回は、子どもが家でずーーーっとパジャマでいたとき、どうするか。という記事をお届けします。
↓次回↓


長男が小1だったころ、どんな風に過ごしていたかもご紹介しています。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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