見出し画像

不登校の子どもの親が年度替わりに備えておくこと

子どもの進級・進学が近づく3月は、ちょっとソワソワしますよね。
その子が不登校の場合「次年度は通えるだろうか、担任の先生はどんな人だろう」という気持ちになるかもしれません。
そんな時におすすめな「学校への依頼文フォーマット」をご紹介します。

担任が変わると最初から説明し直し?

子どもが不登校になる背景には、その子の特性、学校の環境、人間関係など様々な要因が絡み合っています。
もちろん先生間での引継ぎもされているはずですが、35人分の情報をニュアンス含めて完璧に伝えることは難しいでしょう。

そのため新学期には、子どもの現状やこれまでの経緯、保護者としての要望をもう一度説明することになります。

学校への依頼文を使えばスムーズに伝わる

そんなときに、用意しておきたいのが「学校への依頼文フォーマット」
欠席連絡の方法、登校時にお願いしたい配慮、プリントの受け取り方、給食費の取り扱いなど、「学校とのやりとりで発生すること」をギュッと詰め込んだチェックリストです。

クリックするとダウンロードページが開きます

NPO法人多様な学びプロジェクト オンラインサロン会員の自主企画として作成されたもので、私もお手伝いさせていただきました。

この依頼文を作っておけば、言い忘れや聞き間違いなどを減らし「子どもの幸せ」を真ん中に置いた面談をしやすくなります。

作ってみるだけで頭の整理ができる

この依頼文は、不登校の子どもを育てる保護者が経験してきた学校とのやりとりを、チェックリストに落とし込んでます。

そのため、作成する過程で「あ、こんな選択肢もあるんだ」という気づきや「こうして欲しいと思っていたんだな」という発見があることでしょう。また、パートナーと一緒に作ることで認識の共有に役立つかもしれません。

こちらからダウンロードできますので、ぜひ一度ご覧ください。

関連記事

家庭の方針を書面で渡すことのメリットについて、こちらの記事でもまとめています。
↓こちら↓


学校との面談の前に、文部科学省が不登校に対してどういうスタンスを取っているのかを確認しておくことも大切です。
↓こちら↓


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


この記事が「いいな」と感じたら下の♡を押していただけると励みになりますし、他の方に届きやすくなるのでとても嬉しいです。
さらにフォローボタンも押していただければ、新しい記事が更新されるたびにお知らせが届きます。