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2種類の期待

人に期待をすること。

これは生きている中で生まれる人間の感情であります。
自分の中で勝手に期待をしてしまってその期待に応えてくれなかったり、はたまた自分に対して期待してくれた人の期待に応えようと必死に努めるけれど、結果的にその期待に応えられなかった時の苦しさ、辛さは皆一度は感じたことがあると思います。

経営者の孤独という本を読むと、この「期待」について書かれてありました。そしてこの期待という言葉を紐解いて、2種類に分別していました。1つ目は、この人ならこうしてくれるだろうという広く淡い期待。もう1つは、この人だったらこうしてくれるだろうという具体性を伴った期待。

この2種類の期待、世の中でよく使われる「期待」という言葉の意味は、後者である具体性を伴った期待が多いのだと感じます。そのため、期待に応えることができなかった時に予想通りではなくなる。(具体性を伴った期待=予想通り)予想通りでなくなると、どうしても人間は悲しみや辛さ、そして怒りを感じてしまう可能性が高い。そうなることの可能性があるのであれば、前者だけの期待(広く淡い期待)を寄せていたらいいのではないのかという結論です。

まとめると、広く淡い期待をして生きることで、予想通りじゃないことにも対処していけるということ。うまくいかない時、予想通りじゃない時、そんな時こそ本当の自分が試される時。これらは競技にもいかしていきながら、また今後の自分自身の人生にもいかしていきたいと思います。このnoteを読んでくださった方が少しでも腑に落ちてくれたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!


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