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7 自分にやさしく?

連日寒いですね。生きてますか。
私はニットや裏起毛のパーカーを着、ダウンを着て、マフラーとあったか帽子を装備し、なんならおなかや背中にカイロを貼るなどしてなんとか生き延びてます。もう毎日モッコモコ。毛刈り前の羊かアンゴラウサギかってレベル。
冬さ~いつまで続くの?もうよくない?早めに終わってくんないかな、お願いだから。

最近注目のツイート

最近、注目しているつぶやきがある。
蒸気夫人(マダムスチーム)こと、五十嵐麻理さんのつぶやきだ。
普段はスチームパンクのハンドメイド作品や旅行のことをつぶやいていらっしゃるのだが、スタンド使いになるための覚悟…等々の話を時々されていて、これがまた面白いのである。興味があれば検索してみてほしい。
私はジョジョを少〜しかじったくらいのニワカなので、スタンド使いについて詳しいことはわからないのだが、麻理さん曰く”スタンド使いになればスタンドが願いを叶えてくれる”のだそうだ、「覚悟」さえすれば。
面白いなぁと思ってつぶやきを遡って読んでいたところ
「願望の実現には自愛が大事だけれど、苦手な人が多い。自分に優しくする、自分を愛するというのは難しくても“スタンドを可愛がる”ことならできそうじゃありませんか?」
というような趣旨のツイートが目に止まった。

自分に優しく?

私は人からはストイックと勘違いされがちだけれど、実は自分に優しい、というか甘いほうだ。
疲れた!と思ったら全部投げ出して休むし、自分へのご褒美は日常茶飯事だし、気の進まないお誘いはきっぱりお断りすることもある。自分を愛することができているかと言われると、頭の上にクエスチョンマークが浮かんでしまうけれど。
いま以上に自分に優しくする方法ってあるのかなぁ…と考えたときに、ふと頭に浮かんだことがあった。

私はつい最近まで、毎日硬水の大きめのボトルを買って仕事に行っていた。量がちょうどよくて、安いし、通り道のスーパーで買えるからだ。
しかし、よくよく考えてみると私は別に硬水は好きではなかった。というか、飲みにくさを感じつつも我慢して飲んでいた。

……これ、自分に優しくないのでは?

「大丈夫だよね、我慢できるよね」と無意識に自分に我慢を強いていること、スルーしているだけで結構あると思う。

たとえば、お弁当に入っていたピーマンの炒めもの。
幼稚園の時、残さず食べたら母に褒められた。弟妹はきらいだと言って食べなかったから「結香はピーマンが食べられてえらいね」と言われたのだ。でも、別に好きではなかった。褒められたくて、苦いけど我慢して食べていた。

たとえば、休日のお昼の焼きそば。
もうお決まりのメニューだったし、みんな普通においしいおいしいと食べるので、私も普通に食べていた。でも、本当は好きではなかった。何ならあのソース味の麺や、たまに入っているキャベツの芯が苦手だった。

くそっ、食べ物の話ばっかりだよ…私ってやつは……。
食べ物以外にももちろんある。通勤ラッシュの満員電車、行列に並ぶこと、夜遅くまで仕事をすること、面白くもないのに愛想笑いをすること、などなど。

たしかに大丈夫だし、我慢はできるのだ。ひとつひとつの小さなことなら。
でも、これが続くと……
私の場合、突然「あ゛ーーー今日もう何もしたくない。ヤダヤダヤダ!無理!!」となる(個人的には”イヤイヤ期”と呼んでいる)。
いつも我慢させられている自分が、反抗しているのだ。
こうなって初めて「本当は嫌なのに我慢してたんだな」と気づくことも多々ある。

私は思うのだ。きっとまったく我慢をせずに生きることなんてできないと。
たとえば誰かを傷つけるかもと思って、言いたいことをぐっと押し込めた瞬間は誰にでもあるはずだ。
しかし、自分に我慢をさせていることを自覚することはできる。自覚できれば、対策ができる。やめられる我慢ならやめればいいし、せざるをえない我慢はしかたないとしても、あとで「よく我慢したね、えらかったね」と自分をねぎらってやることならできるんじゃないだろうかと思うのだ。
これこそが「自分に優しく」の、基礎の基礎なのかもしれない。

では、自分を愛するということは?

これについても、ふと思いついたのでちょっとだけ。
私は実家のイッヌ(名前はミルキークイーン、通称ミルミル。おてんばな雑種の女の子)が大好きなのだが、もうなんでも褒める。
「ごはん食べたの、えらいね~」
「(目があうたびに)かわいいね~」
「(おもちゃを持ってきたのを見て)いいね~」
極めつけは、「うんち出たの、えらいね~」である。
もう本当になんでもいいの。そこで生命維持活動をしているだけでラブなの。それ以上何もいらないの。
ここにヒントがあるのではないか?

小さなことからコツコツと

―――そんなわけで、私は最近、硬水ではなく軟水を買うようにしている。スタンドを使えるようにはなっていないけれど(いや、気づいてないだけですでに使ってる可能性あるな)、とりあえずごくごく飲めるのでストレスフリーだ。日常が底上げされた感はある。

そして、誰も褒めてくれないような当たり前で些細なことも、気がついたときに褒めることにした。
「早起きしてえらいね~」
「今日もかっこいい(かわいい)ね~」
「ごはん食べてえらいね~」
「ゴミ出してえらいね~」
「仕事行ってえらいね~」
こんな具合だ。単純なもので、それだけでも気分は上がる。

私は、今年このへんを徹底して生きてみたいと思う。
「ごきげんで過ごすこと」がテーマと言ってもいいかもしれない。

自分に優しくするには、まず自分の我慢に気づくことから。ぜひ考えてみてほしい。
みんながちょっとずつ我慢をやめたり、我慢した自分をねぎらって、ちょっとずつ気分が良くなったらたぶん世界もちょっと優しくなる。と思う。
自分褒めも一瞬でできるからおすすめ。
私はできればちょっとでも優しい世界で生きたい。

ついに今年5月。主演です。

役者・村田結香としての宣伝もさせてください。

Platform劇団員のうえぽんとW主演を張らせていただきます。
日替わりゲストも大充実でございます。

ここ数回にわたりお世話になってきたインプロカンパニーPlatformで、主演を務めます。
台本ありきの芝居を長年やってきた自分にとっては、Platformの「台本2割・即興8割」というスタイルのコンセプトインプロは衝撃でした。
まだまだインプロの何たるかなんて掴み切れていないけれど、今の自分のすべてをぶつけて挑みます。
何が起きるのかは、幕が上がるまで誰にもわかりません。
そんなの怖い!と思いますか?それとも、面白そう!と思いますか?
私はね、どっちもです。わはは。
少しでも興味を持ってもらえたなら、ぜひ一緒に道なき未知をいきましょう。
詳細は随時お知らせしていきます!

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*脳内垂れ流しTwitter
語彙力は大体死んでる。観たドラマや映画などの感想もつぶやいてます。
今期は「Get ready」「女神の教室」「探偵ロマンス」観てる。

*役者・村田結香(ゆんゆん)についてのアンケート
お答えいただくと、手書きのメッセージカード(画像)をお届けします。

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