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君が好きな人を見つめる時の横顔をいつまでも眺めさせてほしい

8月の目標を振り返る間もなく8月が過ぎ、もう9月も2週目になってしまった。
夏が過ぎる体感スピードが年々加速していっている。間違いなく。

ちゃんと書き留めて、ちゃんと忘れたくない感情がたくさんあったはずなのに、筆不精な私はついそれを忘れてしまう。あの時感じたことや泣きたかったことや不安なことや幸福だったことの気持ちがアルコールが揮発するように見えないままどこかへいってしまった。
覚えておきたい感情じゃなくて、忘れたくない感情。
鮮明にいつでも思い出せる必要はなくて、片鱗に触れた時、ぶわっと桜吹雪が舞うように色付くあの感情。


今日はNetflixオリジナル『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』という映画をみた。私好みのユーモアと愛とウィットに富んだ素晴らしい作品だった。

これを見て、ひとつ確信したことがある。

だから今夜は忘れないうちに書いておこうと思う。


私には、一方的に好きな人がいる。
それは性的な好きなのか、恋愛的な好きなのか、友愛として好きなのかはよく分からない。今この世にある「好き」というカテゴリの中に私の「好き」という気持ちがぴったり当てはまる言葉があるのかすらも分からない。だから、ひとまずここでは「好き」とする。

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