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【国際結婚】日本とスウェーデンの子育て事情の違い

ゆいまーる広報部です。

弊社代表の島袋尚美の夫はインド系アメリカ人で、国際結婚をして、娘2人を育てながらお互いに仕事もしながら、子育てと仕事の両立をしています。結婚当初からずっと仲が良く憧れの夫婦です!

国際結婚について、先日、私のスウェーデン人の友達と、日本とスウェーデンの子育て事情の違いについて話す機会があり、色々と事情や背景が異なっていたのでご紹介します。

スウェーデンの子育て事情

(引用元:https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/b35f4182-9128-43c0-9ffd-ef8ca52c1c5f/d71fad3d/20230401_resources_research_other_shogaikoku_07.pdf)

皆さんはスウェーデンの子育てがしやすい国として有名なことをご存知でしょうか?

まず「親休業法」という法律があり、子どもが1歳半になるまで休業する権利と、労働時間短縮制度というものがあり、子どもが8歳に達するまでの勤務時間を75%まで短縮する権利が保障されているそうです。

スウェーデン人の友人も、日本と異なり、スウェーデンでは、子育ても男性は当たり前に平等にするものという前提の人ばかりで、育児も一緒に平等にやるから男性も育児休暇を取るのが普通と話していました。ベビーカーでのお散歩も昼間は女性だけではなく、男性も同様のことをしている人が多いと話しています。
その言葉の背景には、こうした働きやすい制度の違いもあるのかもしれません。

教育費に関しても、スウェーデンでは、上記の図にあるように初等教育、中等教育共に公的支出割合が100%と、国からの補助が充実していることがわかります。

仕事も育児も両立しやすい考え方と制度面での保障両方があるからこそ、子育てしやすいと言われているのだと感じました。

日本の子育て事情

(フルタイム労働者の男女間賃金格差:引用元: https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/b35f4182-9128-43c0-9ffd-ef8ca52c1c5f/d71fad3d/20230401_resources_research_other_shogaikoku_07.pdf)

一方で、日本の子育て事情はどうでしょうか?

スウェーデン人の友人と話して、日本はスウェーデン程に子育てに関して男女平等か?と言われると疑問が残ります。

上記のフルタイム労働者の男女間賃金格差の表においても、他の諸外国に比べ、賃金格差の割合が高いことが見受けられます。

育児休業法もありますが、制度はあっても、きちんと浸透して、制度が使いやすいのか?は会社によってもバラつきがありますし、全体的にスウェーデンと比べるとまだまだできることはある気がしています。

また、初等教育や中等教育の費用に関しても、日本ではまだ私的支出の割合がある状態です。
実際に育児をしている方からは、女性が育児をメインでやっているご家庭が多いという話を聞きます。

終わりに

国際結婚は、生まれた国が違う2人が結婚し、それぞれの国によって子育てに関する価値観、考え方が異なる中で子育てをします。
日本とスウェーデンを比べても、子育ての前提や制度面の違いは多くあると感じました。

ただ、弊社代表の島袋の家庭を見ていると、文化の違いに関係なく、仲良くし続けるためには、お互いの考えをシェアしたり、日頃のコミュニケーションがとても大事になってくると思っています。

子育ての違いから学んだ理解に努める関係性を築き続けることを大事にします。

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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。

【代表・島袋尚美(しまぶくろなおみ)】
経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。
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