セキュリティエンジニア不足は解消できないという話
概要昨今「セキュリティエンジニアが数万人不足する」というニュースを数多く聞く(あるニュースでは20万に不足すると予想されていた)。確かに近年はサイバー攻撃の増加により、ITセキュリティを重視する必要があるのは間違えない。しかし、人員を10万人単位で充足させることなど今の日本では不可能だと考える。
何故不可能なのかを、各観点で考察する。
人口構成的な問題まず、少子高齢化が激しい日本において、特定の業種(しかもセキュリティエンジニアという特殊な業務)を増やすことは非常に難しい