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子どもの欲求に合った環境を提供する

こんにちは。yukaです。
前回までは、現在加速している新しい時代(AI時代)の中で子ども達が真の力を発揮するには、どのような能力が必要かを考えました。

その結果、非常に多岐にわたる能力を通じて
多様な価値観を理解する
自分の強みや価値を理解すること
が、新しい時代に対応できる力を育むことに繋がる大切なことだとわかりました。

とはいえ、新しい時代だけに限らずどのような時代であっても、人間であるなら、多様な価値観を理解し、自分の強みや価値を理解して生きることは、一人ひとりが豊かな人生を生きることにも繋がる大切なことです。
つまり、かつて教育で利用されてきた数値化された認知能力だけではなく、非認知能力をしっかり育むことが重要だということです。
そのような大切なことは、まず家庭で親子で共に育っていける環境を創っていくのが理想だなと感じています。



▶個人が重要視される時代

新しい時代は個人が重要視される時代といえ、次のようにも言い換えることができます。
・ありのままの個人を尊重し社会全体の調和を追求する時代。
・他人軸ではなく自分軸で生きる時代。
・教育はスペシャリストを育てる教育へシフトしていく時代。

つまりこれからは、子ども達それぞれが熱中して学びを深めた得意・専門を持ち寄って、新しいものを創造する社会へと変化していきます。


▶子どもの欲求に合った環境を提供する

では、百人百様の子ども達がそれぞれ自分の強み・価値を理解し、得意・専門を伸ばすには、どうすればよいのでしょう。
とても当たり前のことですが、従来よりも増して、家庭での親のサポートで、自分の子どもがもつ能力を引き出し育んでいくことが重要となってきます。同時に親自身の新たな能力にも気付かされ、親子で成長していけるという嬉しい副産物もあります。

私は子育てに正解・不正解はなく、「今ここに私が産んだ尊い命の存在(我が子)がいる」という事実だけがあると思っています。その一つの尊い命は、この世界で沢山の経験をし、学び、成長したくて生まれてきており、親はその欲求を満たしてあげる為に、子どもの命の強さ・能力を信じてサポートをしてあげるのがお仕事だと思ってきました。

一人一人の命の存在は、兄弟姉妹であっても、それぞれに学びたい欲求も気質も様々です。だから親は、それぞれの子どもの心にしっかり寄り添い、忍耐強く子どもを観察し、自分の子どもの欲求にあった環境を提供し続けてあげられる存在であることが、これからも、新しい時代を逞しく生き抜くために必要な力を育む基盤となると思っています。

▶「将来は何になりたい?」ではない

AI時代が加速している中、従来のように特定の職業を想定し、それに必要なスキルを身に付けても、習得したスキルの有効期間はより短くなっていくでしょう。

だから子ども達に将来の夢を訪ねる際には「将来は何になりたい?」ではなく、「どのように社会に貢献していきたい?」という投げかけと同時に、子ども達の湧き上がる興味・好奇心から能力を引き出し、それがどのように社会で役立てられるのか?という意識を親子で持ちながら子育てをする必要があるとも感じています。

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