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親は新しい時代の現状を正しく理解する

こんにちは。yukaです。
現在、親が経験したことのない未知の時代が加速していますね。
子どもたちと同じように初めての体験だらけ。
スピードが速くてついて行くのに目が回りそう(笑)
でも子ども達は、新しい膨大な情報の中から、自ら必要なものを見極め選択し、新しい時代を味方につけ独学しながら自分の人生を楽しんでいます。
そのような状況を体感して思うのは、従来の学校教育は既に時代遅れで、これからは各家庭で、自分の子どもに適した教育をサポートすることが最重要事項だということです。
それにはまず、以下のようなことを意識する必要があります。

『新しい時代が現状どうなっているのか?』ということを正しく理解する
② 新しい時代に求められる子どもの能力

今回はまず、『新しい時代が現状どうなっているのか?』について考えてみます。


▶IT革命・スマートフォン革命・AI革命

少し過去から振り返ってみます。
私が大学生の頃、インターネットが普及したことで「IT革命」が起きました。簡単に世界中の情報が手に入るようになり、また世界中の誰とでも繋がれる環境に興奮し夢中になったのを覚えています。
なぜなら、それまで情報は書籍・テレビなどから取り入れ、また人間関係は関わる身近な人たちのみでした。まして海外の情報や出会いを望むなら留学する必要があったり、海外在住の友人・親戚から得たりせねばならず、範囲が限られていたからです。

2008年にiPhoneが普及したことで「スマートフォン革命」が起こりました。これは更に衝撃でした。
「いつでも」「どこでも」「誰でも」インターネットサービスを簡単に利用できるため、スマホ経由の市場が拡大することになります。
これにより大きく変化したことは何だったのでしょう?
既にお分かりのように、
・コミュニケーションの取り方
・知識の共有の仕方

が大きく変化したのは言うまでもありませんね。


さらに近年盛り上がっている「AI革命」がおこっています!
AIは、機械学習というテクノロジーを通じて、膨大なデータを学習し、予測や生成を行う能力を持つようになりました。
最近、世界で衝撃を与えたアメリカのベンチャー企業「OpenAI」が生み出した対話型AI「ChatGPT」は、世界中で急速に利用者が増えています。私も利用者の一人です。
既にAIを活用している皆さんなら感じておられると思いますが、近い将来には、今まで人手で行っていたことの大半が自動化されるであろうということ。例えば、以下のような業務になると言われています。

・マニュアル化できる(個別判断が少ない)業務
・労働集約型の業務で、自動化したほうが生産性があがる業務
・必ずしも特別の知識・スキルは要さない業務

逆に代替可能性が低いとよく言われている、人に求めらる要素を簡潔に述べると以下のようなことです。

・高いコミュニケーション能力が求められる
・マニュアル化できず、個別に対応が必要
・創造力が必要

今後も、新しい時代はハイスピードで進化し続けることが予想されますね。同時に、働き方そのものが大きく変化しそれに伴って人に求められる能力・スキルも、今より更に大きく変化していくことは想像できます。


▶個人の圧倒的パワーが必要となる時代

既に加速している新しい時代では、少数の才能ある人々や途轍もなく努力できる人々がリーダーシップをもって世の中を動かしていく社会になりました。

例えば、今や誰もが知っている企業「GAFA」「GAFAM」ともいわれる)
それら企業は圧倒的なパワーをもって社会を動かしていますね!

私たちは、この新しい時代の変化の中で既に時間や場所を問わず仕事ができるようになりました。これにより、個人の影響力や価値が拡大し、多様な価値観が生まれる一方、情報化が加速し変化が激しくなり、個人の情報発信力が重要視されています。常識や価値観も変わってくる多様な新しい世界において、感情が揺さぶられることも多くなるでしょう。そのため、自分にとっての最適解を見つけ出し、ブレない自信と責任をもって共存していく能力が必要なのではないかと考えます。頼れるのは自分自身のみであり、個人それぞれが自分の強み・価値を持つ必要があります。


▶まとめ

今後もさらに大きな変化が予想され、個人の圧倒的パワーを必要とする新しい時代において、従来のように特定の職業を想定し、それに必要なスキルを身に付けても、習得したスキルの有効期間はより短くなっていくでしょう。
だから従来の義務教育の学校で、学習指導要領に沿って皆同じことを学び高校・大学に就学し、就職して企業に入る道は確実に時代遅れとなっているように感じます。
大切なことは、親が新しい時代の現状を正しく理解し、それに必要な能力を学校や塾任せにするのではなく、まずは家庭で育んでいくことを意識することです。また同時に親自身も、自分の知的創造性を育成していくという発想が大切になるかと思います。

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