見出し画像

16、海外の先進事例を日本に応用する

ここで私がリサーチャーとして行っている仕事の1つをご紹介させていただきます。私が手がけている仕事のなかでも、いつもエキサイティングで面白いのは、日本のヒントになりそうなデンマークの先進事例をリサーチし、レポート化およびプレゼンテーションする仕事です。

リサーチ内容がベストセラー本に!

たとえば、最近では、コロナ禍でのデンマーク人のライフスタイルやビジネスの動向について情報提供させていただきました。そして、とても嬉しいことに、その内容がベストセラー本で取り上げられることになりました。

まさか、自分がリサーチした内容がベストセラー本に活用される日が来るとは!

小祝誉士夫・原田曜平「アフターコロナのニュービジネス大全 新しい生活様式×世界15カ国の先進事例」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)という本です。

Amazonリンクはこちら

著者は、変化を避け、「我慢」してしまう日本人の体質がチャンスの芽を摘み、コロナ禍で進化している世界から取り残されてしまっていることを指摘しています。その上で、日本人が「我慢」をやめて、海外の先進事例を参考にアレンジしていけばまだチャンスはあると言います。

15カ国200事例以上のビジネスや生活スタイルの動向を調べ、そのなかから先進的な事例を紹介し、ヒットの要因を分析するとともに、日本での展開方法を提案しています。

出版直後の現在、なんとAmazon「商品開発」カテゴリでベストセラー1位になっています。

北欧デンマークには日本の未来のヒントがある

私が著者のお2人にデンマークについてプレゼンをさせていただいたのは2020年のことでした。ありがたいことに、とても面白がっていただき、注目すべき国の1つとしてデンマークを大きく取り上げていただきました。

以下、冒頭プロローグより抜粋です。

デンマークは時代の先を行くさまざまな新施策に挑戦し続けている筆頭国の一つだ。今回のコロナ禍でも、そうした国の姿勢や国民性をバネに、新規の取り組みやビジネスが数多く登場した」

今まであまり注目されることのなかったデンマークをこのように大々的に取り上げていただけるのは、とても嬉しいことです。

人口約580万人の北欧の小国で、超マイナーな国デンマークですが、私が感じる面白さを皆さんとシェアさせていただければと思います。

というわけで、次回からはいよいよ、SDGs先進国である北欧デンマークにある価値観をお届けさせていただきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?