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求職者の動向と定着人材採用のためブランディング施策

こんにちは!VOiCE広報のゆうかです。

年々難題化している採用。
今回は求職者の会社選びの視点に関する動向と
企業側が今後定着する人材採用を実現するための施策の考え方を発信します。


➀近年の求職者の動向

ご存知でしたでしょうか。
マイナビのデータのデータによりますと
2016年を境に新卒社員の企業選びに関する価値観が変化しています。

「やりがいのある仕事であれば中小企業がいい」を希望する割合が大幅に下がり、「大手企業がいい」を希望する若者の割合が激増しました。

「企業志向の変化」
参照元:「マイナビ 2024年卒大学生就職意識調査」
(https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2023/04/2024sotsu_syusyokuishiki_20230425.pdf)


同時に「どのような企業に入りたいか?」という問いに対しても
「仕事内容」よりも「安定や給与」を重要視する求職者が同時期に増加していることも言えます。

「どのような企業がよいか?」
参照元:「マイナビ 2024年卒大学生就職意識調査」
(https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2023/04/2024sotsu_syusyokuishiki_20230425.pdf)


上記のデータから
「給与や福利厚生などを整えることが最も重要だ!」
ということをこの記事でお伝えしたかったわけではありません!

給与や安定性だけでは満たされない
潜在的なニーズが求職者には存在し、そのニーズをマッチさせされることが
重要なのでは?というのが結論です。


②近年増加している「ゆるブラック企業」とは?


「ゆるブラック企業」とは、仕事は楽だが成長できず収入も上がらない
ような企業を指します。

2019年に働き方改革が施行されたことでの残業ができなくなったこと、
また「パワハラ」に対して各企業が細心の注意を払うようにもなったことから「ゆるブラック企業」に値する企業が生まれたと考えられます。

下記の調査結果によると「ゆるブラック企業で働きたくない」と答える割合は半数を超えており、理由として「成長できない」「収入が増えない」があげられています。

【ゆるブラック企業に関する意識調査】
参照元:https://wakearipro.com/loose-enterprise/


実際に2009年から3年以内の離職率は中小企業が横ばいなのに対して
大手企業の3年以内の離職率は増加傾向にあります。

参照元:厚生労働省「新規学卒者の事業所規模別・産業別離職状況」
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001158647.pdf


就活時には企業の安定性を求めるものの
実際に入社をすると成長性に不安を感じ離職をする。
就活時は仕事を通じた自己成長実感の重要性に気づけていない学生が多いという推測ができます。

企業側に関しては自社の「成長性」や「やりがい」を正しく発信し
いかに候補者の潜在ニーズと結びつけらるか。
それによって定着する採用を実現できるかの分かれ道になってくるでしょう。


③おまけ:企業の「成長性」「やりがい」の発信手段


求人広告・募集要項ではなかなか示しずらい
企業の「成長」「やりがい」を 発信するにはどんな手段があるでしょうか?
参考までに考えられる手段をまとめました。

④【筆者が運営している「VOiCE」でできること】

「VOiCE」ではその会社の「成長性」や「やりがい」を
【現職社員の生の声】を通じて届けることにより
その声に共感する求職者を増やし、適切な人材の獲得につなげることができます。
現職社員の声を通して「自分が活躍できる会社」として選んでもらう
採用活動のご支援を行っています。


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