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世界早産児デーに思う、命の尊さ

概要

11月17日は、世界早産児デー(World Prematurity Day)です。
世界中の1つ1つの命の尊さと、それを守り育てる妊婦さんへの敬意を込めて。

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双子妊娠中の管理入院日記 ~生まれる前から愛していたよ~
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※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
下の再生ボタンを押してみてください。
音声を聴きながら、この記事を読んでいただくとわかりやすいです。

11月17日は世界早産児デー

・11月17日が何の日だったか、ご存知ですか?
・世界早産児デーです

11月17日は世界早産児デー(World Prematurity Day)です。
世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定され、1年で最も重要な記念日の一つです。

100カ国以上の国々で多くの個人や団体が様々な活動や特別なイベントに参加して、早産児やその家族の状況を改善させるための取り組みを援助しています。
2021年の世界早産児デーのスローガン
「家族分離ゼロへ 今こそ動こう! NICUの赤ちゃんが家族と過ごせる環境を」
※日本NICU家族会機構(JOIN)より引用
世界早産児デーは、世界中の早産児に対する関心を高めるための取り組みです。世界保健機関によると、毎年、推定1500万人の赤ちゃんが早産で生まれています。これは赤ちゃん10人に1人の割合です。
※Laerdalより引用

・妊娠37週よりも前に出産することを「早産」と言います。
・私の子供たちは妊娠36週で産まれたので、この早産にあたります。
・双子の平均妊娠週数は35週といわれています。
・三つ子は32週
・双子のママ友界隈では、早産は珍しくない
→そういう情報がSNSでは、常に目に入ってくる
・世界早産児デーについても、インスタで双子のママ友の投稿で知った
・でも、きっと世間一般では早産の実情があまり知られていないと思う
→37週未満の赤ちゃんがどれだけ小さいか
→その儚い姿を見て、母親や父親がどんな気持ちになるのか
→その小さな、今にも消えてしまいそうな命を、医療の現場で必死に救い上げられる奇跡とか

「妊娠37週」の妹からのメッセージ

・そして今朝、妹から妊娠の経過報告のようなLINEが届きました。
・妹には息子が一人います
・34週で産んだので、早産でした
→多胎妊娠ではなかったので、早産の知識や心づもりがなく、突然、陣痛がきて産むことになった
・2人目は1人目よりもっと早く生まれる可能性が高いと、主治医さんに言われていたそう
・今日で37週0日で、ここまで妊娠を継続できたという喜びのメッセージが届いた
・私には、34週よりもっと早く子供を産んだママ友が何人もいるし、早産を否定する彼女のメッセージには正直、微妙な怒りとか葛藤とか複雑な気持ちになったけど、
・でも彼女が一生懸命、不安と戦いながら37週もお腹の中で赤ちゃんを守り育ててきたことはとっても素晴らしくて尊いことだと思う

早産した私が産後に書いた手紙

・私は双子の子供たちを妊娠しているとき、24週から切迫早産と診断され、管理入院しました。
・妊娠36週で破水し、出産しました。
・37週未満なので、いわゆる早産です。
・娘はNICUに1ヶ月間入院しました
・私と息子は産後1週間で退院しました
・産前と産後を合わせて、入院期間は約3ヶ月でした
・あまり詳しいことを思い出して話そうとすると、きっと泣いてしまうので、今回は1つ手紙を読みたいと思います

退院をする日に書いた手紙「バースレビュー」
音声のみ

管理入院のときの様子は、こちらの記事に詳しく書いています👇

まとめ

今回は、11月17日の世界早産児デーにちなんで
・命の尊さとか、
・ちょうど今日が妊娠37週目になる私の妹のこと
・私の早産体験
についてお話しました。

まだ30年程度しか生きていな私が人生を語るのは早すぎると思いますが、
必死に命に向き合ったことのある一人の母親として、
1つ1つの命が等しく大切にされることを祈りたいです。

世界中の1つ1つの命の尊さと、それを守り育てる妊婦さんへの敬意を込めて、結びの言葉にしたいと思います。

ゆうかでした。

参考情報




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