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『花と言葉』のもととなった企画を再開します

来月頃に、絵と言葉をお届けする企画を再開しようと思っています。『花と言葉』のもととなった企画です。

仕事があわただしくなってしばらくお休みしていたのですが、そのあいだたくさんのお問い合わせをいただいていました。お応えできなかったみなさん、本当にすみません。

コロナ禍で何かできることはないかと、勢いで始めた企画だったのですが、いまだにお届けした方からあたたかいお言葉をいただくことがあります。本にまとめてからは、絵や言葉の持ち主とは別のところにもそのメッセージは届いていて、それは大切な気持ちを打ち明けてくださった方々の力なのだと感じています。

お贈りする絵や言葉には、具体的な悩みについては触れていません。けれど、『花と言葉』を読まれた方はそのなかから何かの気配を感じ取り、その絵や言葉の持ち主の誰かと静かに共鳴している。そんなふうにひとと想いが連鎖していくのをじんわりと感じる9ヶ月でした。

『花と言葉』という本は、もっとひろく届けたいと考えています。いままではお声掛けいただいたお店にだけ卸していたのですが、この本を大切にしていただけそうな書店へも、すこしずつではありますが、お手紙とともに本をお送りすることにしました。

世界のあちこちにあるうつくしい港を目指してすこしずつ船を漕ぎ出し、みなさんから託された手紙を届けていきたいと思います。昨年個展をした台湾などへ向けた『花と言葉』の翻訳版についても真剣に考えています。言葉の壁が希望の壁とならないように、わたしにできることを考えていきたいです。

長くなってしまいました!
募集の日取りについては仕事の様子を見ながらまたあらためておしらせいたします。もしタイミングが合えばぜひお声掛けください。

ご縁がありましたらうれしいです。

あなたのお話を聞いて、花と何かのモチーフをお描きします。ちいさな物語つき。
https://yukahiiragi.theshop.jp/items/27265398

『花と言葉』
https://yukahiiragi.theshop.jp/items/35168494


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