見出し画像

まずは私の自己紹介として…

私には“先生を応援する活動家”として先生を辞めてからやりたかったことが3つあります。

① 先生方や教育現場の現実を伝える
② プログラミングの学校に通う
③ 先生方のための事業を起こす

先生を辞めてからやりたかったこと3つ

今回はこの3つ目の “SPOT TEACHERを立ち上げた思い”について紹介したいと思います。


1. 立ち上げようと思った経緯


私は先生をしていて大前提として

“授業をすることが大好き”

でしたし、とても大切に思っていました。

授業で生き生きとしている子どもたちの笑顔最高です✨

子どもたちの「できた!」「わかった!」を引き出すために、できるだけ“楽しくて分かりやすい授業”を毎日心がけていました。

おそらくずっと私の投稿を見てくださっている方は、なんとなく私がそういったことを目指し、努力していたことは察していただけるかと思います。

ただそんな私ですがコロナ禍以降から様子がおかしくなります。

コロナ明けの学校と言ったら、本当にそりゃあもう、煩雑な業務が増え続け、何とも言えない忙しさとなりました。それに付け加えて自分は高学年や学年主任という状態が続き、好きな授業準備に時間が割けるのは夜~夜中、土日となり、かなり高度なストレスを抱えていくことになります。

これも終わってない…。あれも終わってない…。間に合わない…。

何に時間がかかっているかは正直分かりません。
それほど学校には複雑なくらい色んな業務があります。

1つ仕事が減ったからと言って、業務は軽くなりません。それは皆さんもきっと頷いてくれると思います。
小・中・高ともに、先生方の悩みの第1位は“授業の準備をする時間が足りない”なんです。

特に高学年になると教科も増え、内容も難しくなります。なので私も精一杯準備しようとするのですが、結局教材研究が間に合わず、悔しい思いをすることもありました。

その上、追い打ちをかけるようにSDGs教育、プログラミング教育、ICT教育、キャリア教育、ネットモラル教育、LGBT教育、癌教育…等々、新しい教育も業務量を無視してどんどん入ってきます。

どう考えても先生方の専門外が多すぎるんです。

しかし、新しい言葉や内容が入ってくれば先生達はきっと一生懸命調べると思います。だって嘘は教えれないですもんね。LGBT教育や癌教育、ネットモラル教育なんて、一歩間違えれば子どもたちを傷つけたり、誤解を与えたりする危険性を持つわけです。

なので慎重に調べながら授業準備をする→時間がかかる→間に合わなくて中途半端な知識で教える→罪悪感を抱えて教壇に立つ。
という悪循環に当時の私は陥っていました。

そこで私が考え立ち上げた事業が…SPOT TEACHERです。

この名前に込められた想いはのちほど…


外部の方が自分の専門分野で学校で授業をしてくれる仕組み
です。

私はこの仕組みが色んな学校で当たり前にならないかと思っています。先生方だけが全部を何でも引き受けるのはもう業務量的に不可能だと思うからです。

2. 準備を進める中でさらにわかってきたこと


ただ、ここまで見ていただいた先生の中には「いやまずは人を入れてほしい」と思う方がいるのもわかります。

ただ人を配置するには莫大なお金がかかり、そんなお金も権利も私は持っていないので出来ないのです。それは国や自治体が頑張ってもらうことだと思います。もちろん要請することはできるので「教員と教育現場の現実を伝える」という活動は同時に続けていきます。

なので私は伝手もなく、探す時間もない先生方に代わって専門の方を取り入れる仕組みを事業化しようと考えました。ただ、厳しい現実も同時に知ることとなります。このように社会の方が学校に入ってくる仕組みは全国的に見て少しずつですが広がっているのです。ネットなどでも調べてみて下さい。その動きがわかるかと思います。

ただ厳しい現実というのは…そこにほとんど

小学校は登場しません。


きっと高校ばかりが登場してくるかと思います。もしくは私立中学。

また今は公立の中学校は部活動で少し動きがあると考えると…。

そうなんです。

公立の小学校は後回しにされているという現実があるのです。
(1番「教員不足」が進んでいるのは小学校なのに…。)

なので私が色んなところに営業に行くと
「なぜ小学校なの?高校ではダメなの?せめて中学でしょ!」
と、ものすごく言われるのです。

だから先生方に知っていてほしいのは、今までの投稿で授業をしてくださったGTの方々は、私の想いを知った上で、小学校の授業サポートの1つになればと思って、皆さんご厚意で授業をしてくださったんです。

たくさんの方々が子どもたちのために関わってくれました✨

もちろんそうは言っても、私の事業は全員の先生方には必要ないものかもしれません。でも以前の私のように、教科書に載っているならきちんと教えてあげたい。本物に出会わせてあげたいと思う先生方にとっては、少しはサポートできるものになるのかなと考えています。
(その分、他教科の教材研究に時間をあててもらえたら…。)

私は小学校教員だったからこそ、全教科を教える大変さを知っているからこそ、だから厳しいとはわかっていてもなんとか公立の学校をサポートできる仕組みを作りたいのです。まだ始まったばかりの事業です。応援していただけたら嬉しいですし、励みとなります。

3. 最後に…


去年の11月。

「起業家精神教育」が学校現場には入ってきました。
私は正直「一体、何を教えるの?」と思いました。

それと同時に、現場が“教員不足”でも関係なく、いろんな教育が学校現場にはどんどん入ってくるんだろうなと察しました。

どれも大切な教育であることは理解できますが、やっぱり専門外が多すぎると思います。
そうなった時に1番追い込まれるのは、「一生懸命やろうとする先生」なんだろうなと同時に想像できるわけです。
そういう人を潰れさせてはいけないし、そういう先生こそきっと辞めてはいけない先生なんだろうなと思います。

だけど、公教育は見放されがち、諦められがちで、特に小学校は後回しにされがちで…。
私は別に前に立つタイプではないんだけれども、「何とかできないものか?」という気持ちがふつふつと沸き上がってきたのです。

なので4月からの私は協力してくれる企業や団体など学校外の繋がりを求め営業し、そしてプログラミングの学校でコードを学んで書き、その合間にインスタやnoteを更新し、活動していたという毎日でした。

「小学校が後回しにされる現実」を思い知らされるたびに、公教育の変革はなかなかの持久戦だとわかり、“この活動もいつまで出来るかわからないな”と思っていた時も正直あったのですが、今は出来る限り頑張っていきたいなと思っています。

なぜかと言うと私が先生方の現状を伝えると、
・事態がよくならないかと本気で動いてくれる人たちがいたからです。
・「授業協力するよ!」「むしろ授業したいよ!」と快く言ってくれた方々がたくさんいたからです。
・授業はできないけどと、「この人どう?」と別の方を紹介してくださる方もたくさんいたからです。
・「とにかく応援するよ!」とたくさん声をかけてくれた人たちがいたからです。

なので先生方に知っていてほしいのは「教育」に対して無関心な人もいれば、そうじゃない人もたくさんいるということです🍀

『SPOT TEACHER』という事業の名前に込めた想いは

「SPOT的に専門の先生が学校現場に入ってくる」という意味だけでなく
「日々頑張る先生方にSPOTライトを!」という想いも込められています✨

『SPOT TEACHER』という名前に込めた想い


これから新しく入ってくる先生方のサポートも確かに必要ですが、現在現場で奮闘している先生方を助けるための仕組みも大切であるはずと私は思っています!

私のちっぽけな思いも少しずつですが動きを見せてきました。

2024年度も「学校と社会の垣根をなくす」が当たり前となるように、“先生を応援する活動家”として動いていこうと思います!

まずは自分が住んでいる福岡が中心となる事業かもしれませんが、この仕組みが当たり前となれば全国に広がってほしいと思っています。是非とも
「応援したいし、こんな人いるよ!」
「この企業の人なら紹介できるよ!」
「こういう方法ならもっと事業が進むのでは?」
「私の自治体の教育委員会の人が同じような方法で悩んでた!」
などの声もどんどん教えてくださいね✨!

すぐ動きます!!

全国の色んなところで、SPOT TEACHERサポーター、略してスポティーサポーターが増えることを夢見て!!!

#先生応援 !!!!!

最後まで見ていただいてありがとうございました😊

↓ ↓ スポットティーチャーHPはこちら ↓ ↓




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?