簡単に言うと薬膳で使う食材の性質とは

今回は、
薬膳で使う食材の性質についてです!

薬膳では、食材が主に使われますが
もちろん生薬も使います。

生薬とは、
天然の植物・動物・鉱物などを
乾燥させたり、煎じたり、色々と加工して薬として
用いるものです。

学生時代、相当インパクトを
うけたのが、【ゴオウ(牛黄)】という生薬。
なんだと、思います・・・?
なんと、病気になった牛さんにできた石・・・。
胆石症の牛から取り出した胆石。。。。。です。
どうして、そこに注目したかは、なぞですが
胆石症の牛さんから、胆石をとりだしてお薬にした・・・と。
胆石症の牛さんは、3千頭に1頭、いるかいないか
なのに、すごいですね~~。

強心、鎮静、鎮痙、造血、解熱、解毒などの作用があり、
あの
きゅーしん♪きゅーしん♪の救心にも入っているんです

他にも、鹿の角だったり、タツノオトシゴだったり
ヤモリだったり・・・・動物性の生薬は・・・
ちょっと怖い・・・(笑)
ゴオウは相当めずらしいとして、
中国で常用されている600種類の薬のうち、
半分は一般に食材として使われているものだと言われています。


中医学では
食材や生薬の性質を
温  熱  涼  寒
の四つ(四性)
プラス
性質に偏りがあまりない、平性に分類します。

味やその作用を【五味】
その臓器に、効能が入りやすいか【帰経】
とよび、薬膳メニューを考えるときに
その性質を利用します。
五味・・・ごみ、と読みます。
味による作用があるんですね

次回は、その五味について・・・。


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